子どもの予防接種(定期接種)
法律で定められた定期接種は、個別予防接種(各自医療機関での接種)となっています。予防接種の対象者は、事前に医療機関にお問い合わせのうえ、各自接種しましょう。
令和2年10月1日から、異なるワクチンを接種する場合の接種間隔が変更されました。詳細については下記をご覧ください。
令和6年4月1日より、五種混合ワクチンが定期接種になります
五種混合ワクチンは、四種混合ワクチン(百日せき・ジフテリア・ポリオ・破傷風)にHibワクチンが追加されたものです。
定期接種対象者
生後2か月から生後90か月に至るまで(7歳6か月未満)
接種方法
1期初回・・・20日以上の間隔をおいて3回
(標準的には、20日から56日までの間隔をおいて生後2か月から生後7か月になる前日までに3回)
1期追加・・・1期初回(3回)終了後、6か月以上の間隔をおいて1回
(標準的には、初回接種終了後から6か月~18か月までの間隔をおいて1回)
※既に四種混合やHibワクチンを接種している方は、原則同じワクチンで接種を行ってください。
(標準的には、20日から56日までの間隔をおいて生後2か月から生後7か月になる前日までに3回)
1期追加・・・1期初回(3回)終了後、6か月以上の間隔をおいて1回
(標準的には、初回接種終了後から6か月~18か月までの間隔をおいて1回)
※既に四種混合やHibワクチンを接種している方は、原則同じワクチンで接種を行ってください。
予防接種の種類・対象者(対象期間)・接種間隔および回数
予防接種名 | 対象者 (対象期間) |
接種間隔と回数 |
---|---|---|
ヒブ | 生後2か月~5歳未満 | ○接種開始年齢が生後2か月~7か月未満…初回は27日以上(標準は56日まで)の間隔で3回(生後1歳までに完了)、追加は初回終了後7か月以上(標準は13か月まで)の間隔で1回。 ○接種開始年齢が生後7か月~1歳未満…初回は27日以上(標準は56日まで)の間隔で2回(生後1歳までに完了)、追加は初回終了後7か月以上(標準は13か月まで)の間隔で1回。 ○接種開始年齢が生後1歳~5歳未満…1回のみ。 |
小児用肺炎球菌 | 生後2か月~5歳未満 | ○接種開始年齢が生後2か月~7か月未満…初回は生後2歳まで(標準は生後1歳まで)に27日以上の間隔で3回(ただし、生後1歳を超えて2回目を接種した場合、3回目の接種は行わない)、追加は初回終了後60日以上で生後1歳以降(標準は生後1歳~1歳3か月)に1回。 ○接種開始年齢が生後7か月~1歳未満…初回は生後2歳まで(標準は生後1歳まで)に27日以上の間隔で2回、追加は初回終了後60日以上で生後1歳以降に1回。 ○接種開始年齢が生後1歳~2歳未満…60日以上の間隔で2回。 ○接種開始年齢が生後2歳~5歳未満…1回のみ。 |
B型肝炎 | 生後1歳未満 | ○初回・・・27日以上の間隔で2回。 ○追加・・・1回目の接種から139日以上の間隔で1回。 |
・五種混合 ・四種混合 ・三種混合 ・不活化ポリオ |
生後2か月~7歳6か月未満 | ○初回…20日以上(標準は56日まで)の間隔で3回。 ○追加…(標準は五種混合:初回終了後6か月~18か月までの間隔・その他:初回終了後12か月~18か月までの間隔で)初回終了後6か月以上の間隔で1回。 |
BCG | 生後1歳未満 | (標準は生後5か月~8か月未満の間に)1回 |
麻しん風しん混合 | 1期…生後1歳~2歳未満 2期…小学校就学前の1年間 |
1期…1回 2期…1回 |
水痘(水ぼうそう) | 生後1歳~3歳未満 | (標準は生後1歳~1歳3か月までに)1回目を接種し、3か月以上(標準は1回目終了後6か月~12か月まで)の間隔で2回目を接種。 |
日本脳炎 | 1期…生後6か月~7歳6か月未満 2期…9歳~13歳未満 |
○1期初回…(標準は3歳の間に)6日以上(標準は28日まで)の間隔で2回。 ・・1回目の接種を15歳以上で接種する場合(3回接種) 2回目… ○1期追加…(標準は4歳の間に)初回終了後6か月以上(標準はおおむね1年)の間隔で1回。 ○2期…(標準は9歳の間に)1回 |
二種混合 | 11歳~13歳未満 | (標準は11歳の間に)1回 |
子宮頸がん | 小学6年生~高校1年生の女子 | ○サーバリックス(2価) 2回目…1回目の接種から1か月以上(標準は1回目の接種から1か月)の間隔で接種。 3回目…1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上(標準は1回目の接種から6か月)の間隔で接種。 ○ガーダシル(4価) 2回目…1回目の接種から1か月以上(標準は1回目の接種から2か月)の間隔で接種。 3回目…2回目の接種から3か月以上(標準は1回目の接種から6か月)の間隔で接種。 ○シルガード9(9価) ・1回目の接種を15歳までに接種する場合(2回接種) 2回目…1回目の接種から5か月以上(標準は1回目の接種から6か月)の間隔で接種。ただし、5か月未満で2回目を接種した場合は合計3回の接種。 ・1回目の接種を15歳以上で接種する場合(3回接種) 2回目…1回目の接種から1か月以上(標準は1回目の接種から2か月)の間隔で接種。 3回目…2回目の接種から3か月以上(標準は1回目の接種から6か月)の間隔で接種。 |
ロタウイルス | 〇ロタリックス(1価) 出生6週0日後~出生24週0日後 〇ロタリックス(5価) 出生6週0日後~出生32週0日後 |
〇ロタリックス(1価) 生後6週~24週に(27日以上の間隔で)2回。 〇ロタテック(5価) 生後6週~32週に(27日以上の間隔で)3回。 ※どちらのワクチンも、1回目の接種を生後2か月~14週6日までの間に行う。 |
- 五種混合は、ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・Hibの混合ワクチンです。
- 四種混合は、ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオの混合ワクチンです。
- 三種混合は、ジフテリア・百日せき・破傷風の混合ワクチンです。
- 二種混合は、ジフテリア・破傷風の混合ワクチンです。
- 五種混合は、四種混合、三種混合、不活化ポリオ、生ポリオ、Hibを1回も接種していない人が対象です。
- 四種混合は、三種混合、不活化ポリオ、生ポリオを1回も接種していない人が対象です。
- 【日本脳炎の特例対象者】
平成17年度~平成21年度までの積極的な接種勧奨の差し控えにより接種機会を逸した方の特例措置として、平成7年4月2日~平成19年4月1日生まれの方で、合計4回の接種が完了していない場合は、20歳未満の間に、不足分の回数を定期接種として無料で接種することができます。
また、平成19年4月2日~平成21年10月1日生まれの方は、9歳~13歳未満の間に、第1期の不足分と第2期を定期接種として無料で接種することができます。 - 子宮頸がん予防接種についての詳細は「子宮頸がん予防接種」のページをご覧ください。
接種場所
南足柄市および足柄上郡、小田原市の実施医療機関については下記の名簿をご覧ください。
※接種を受ける際には、事前に希望される医療機関に予約をなされることをおすすめします。
※特別な事情により、上記の指定医療機関以外で接種を希望する場合は、こども支援課までお問い合わせください。事前に手続きが必要です。
※特別な事情により、上記の指定医療機関以外で接種を希望する場合は、こども支援課までお問い合わせください。事前に手続きが必要です。
持ち物
・母子健康手帳
※予診票は、各実施医療機関に置いてあります。
料金
無料
※接種対象期間を過ぎると全額自己負担となりますので、ご注意ください。
※接種対象期間を過ぎると全額自己負担となりますので、ご注意ください。
異なるワクチンを接種する場合の接種間隔の変更について
これまで、予防接種を受けた後は、次の接種を受けるまで、一定の間隔をあける(生ワクチンの接種後は27日以上の間隔をおく、不活化ワクチンの接種後は6日以上の間隔をおく)必要がありました。
しかし、定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日から、その制限が一部緩和されることになりました。今後は次のとおり変更となります。
【異なるワクチンの接種間隔】
〇注射生ワクチン→異なる注射生ワクチン(27日以上の間隔をおく)
〇注射生ワクチン→経口生ワクチン・不活化ワクチン(接種間隔の制限なし)
〇経口生ワクチン→すべての種類の異なるワクチン(接種間隔の制限なし)
〇不活化ワクチン→すべての種類の異なるワクチン(接種間隔の制限なし)
※ただし、小児用肺炎球菌やロタウイルスワクチン等、同一ワクチンを複数回接種する必要がある場合には、接種間隔の制限は従来通りとなりますのでご注意ください。
しかし、定期接種実施要領の改正に伴い、令和2年10月1日から、その制限が一部緩和されることになりました。今後は次のとおり変更となります。
【異なるワクチンの接種間隔】
〇注射生ワクチン→異なる注射生ワクチン(27日以上の間隔をおく)
〇注射生ワクチン→経口生ワクチン・不活化ワクチン(接種間隔の制限なし)
〇経口生ワクチン→すべての種類の異なるワクチン(接種間隔の制限なし)
〇不活化ワクチン→すべての種類の異なるワクチン(接種間隔の制限なし)
※ただし、小児用肺炎球菌やロタウイルスワクチン等、同一ワクチンを複数回接種する必要がある場合には、接種間隔の制限は従来通りとなりますのでご注意ください。
【ワクチンの種類】
○注射生ワクチン・・・BCG、MR(麻しん風しん混合)、水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜ等
○経口生ワクチン・・・ロタウイルス
○不活化ワクチン・・・ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、五種混合、四種混合、三種混合、二種混合、不活化ポリオ、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス、インフルエンザ等
○注射生ワクチン・・・BCG、MR(麻しん風しん混合)、水痘(水ぼうそう)、おたふくかぜ等
○経口生ワクチン・・・ロタウイルス
○不活化ワクチン・・・ヒブ、小児用肺炎球菌、B型肝炎、五種混合、四種混合、三種混合、二種混合、不活化ポリオ、日本脳炎、ヒトパピローマウイルス、インフルエンザ等
予防接種履歴の発行について
母子手帳の紛失等で、定期予防接種の接種歴が不明となり履歴の必要な人は、申請書を提出していただければ接種履歴を発行することができます。接種履歴を発行できるのは、南足柄市が把握している定期予防接種のみになります。
申請書を記入し、申請者の身分証明書ができるものを提示してください。申請から履歴の発行まで1週間程度かかる場合があります。郵送による申請も可能です。
申請書を記入し、申請者の身分証明書ができるものを提示してください。申請から履歴の発行まで1週間程度かかる場合があります。郵送による申請も可能です。
申請できるかた
- 被接種者
- 被接種者の保護者
※上記以外のかたが申請する場合は、被接種者またはその保護者からの委任状が必要です。
申請に必要な書類
- 予防接種履歴発行申請書
- 申請者の本人確認書類(運転免許証・健康保険証等)
- 母子健康手帳(表紙及び予防接種の記録のコピー)※紛失の場合は添付不要
- 委任状(被接種者またはその保護者以外の方が申請する場合)
申請の手続き
申請書類を、こども支援課に提出してください。(郵送も可)
南足柄市関本569番地ヴェルミ2 3階 こども支援課
南足柄市関本569番地ヴェルミ2 3階 こども支援課
注意事項
※南足柄市に住民登録があるときの定期予防接種履歴となります。
※1987年以前の定期予防接種履歴につきましては確認ができません。
※公費助成のない任意予防接種の履歴は記載されません。
※発行には1週間程度かかります。
※1987年以前の定期予防接種履歴につきましては確認ができません。
※公費助成のない任意予防接種の履歴は記載されません。
※発行には1週間程度かかります。
この情報に関するお問い合わせ先
こども支援課 こども健康班
電話番号:0465-73-8377