登山やハイキングを安全に楽しむために

足柄三山（明神ヶ岳・金時山・矢倉岳）は、
比較的低山でファミリー層や登山者初心者でも楽しめる山として人気がありますが、
自然の中に入ることで思わぬ事故や迷子になることも考えられます。　

自然の中でのひとときが、安全で楽しい思い出となるよう、
登山前の準備や登山中の注意事項をまとめましたので参考にしてください。

（１）登山計画の作成と共有
　・登山コースの所要時間、標高差、体力に見合ったルートか事前に確認しましょう。
　・計画はご家族やご友人に伝え、万一に備えておきましょう。

（２）装備の確認
　・雨具、防寒具、地図、携帯電話（予備バッテリー含む）、食料・水分、救急用品等を携行しましょう。
　・山中は電波の届かないエリアがあります。念のため、紙の地図やコンパスも併用しましょう。

（３）登山届の提出
　・登山届は、事故や遭難時の初動対応に役立ちます。
　・神奈川県警のホームページ内で「登山計画書届出」の提出が可能です。
　　→ https://www.police.pref.kanagawa.jp/kurashi/umi_yama_jiko/fmtozan.html「登山計画書届出」

（1）天候と時間管理
　・山の天気は急変することがあり、天候不良が予想される場合は登山を中止しましょう。
　・余裕を持った行程とし、午後遅くまで山中に残らないようにしましょう。
 

（2）事故防止のための行動
　・無理なスピードでの登山や危険なルート取りは避けましょう。
　・疲労を感じた場合は、早めの休憩や登山中止を判断しましょう。
　・登山道以外の立ち入りは道迷いの原因となります。定められた登山道・ハイキングコースを通行しましょう。
 

（3）野生動物への注意
　・鈴やホイッスルなどの人の存在を知らせるものを持ちましょう。
　・クマやイノシシなどの動物を見かけても近づかず、刺激せず、静かにその場を離れましょう
　・ゴミの放置は野生動物を引き寄せる原因となります。ゴミは必ず持ち帰りましょう。