平成25年1月〜3月

市長の主な活動内容を写真と市長直筆のコメントにより紹介します。

平成25年3月31日(日) 県西地域2市5町広域消防発足式


平成25年3月31日(日) 県西地域2市5町広域消防発足式
 

 3月31日(日)、足柄消防組合消防本部と小田原市消防本部が統合し、県西地域2市5町による県西部広域消防が発足しました。大規模化・多様化する災害や住民ニーズや社会情勢の変化など消防を取り巻く環境が大きく変化する中で、消防体制の充実強化と高度化を図ることを目的としたものです。平成19年3月、県西地域広域市町村圏協議会において「広域消防検討分科会」が設置されて以来、検討に検討を重ね、議論を深め、様々な協議を経て、最終的に平成24年7月、県西部消防広域化協議会において2市5町による消防広域化が正式に決定しました。広域化によるメリットには、現場到着時間の短縮、災害対応力の強化、行財政運営の効率化などがあります。また広域化に併せ、「高度救助隊」が発足しました。これは、人命救助に関する専門的かつ高度な教育を受けた隊員で構成し、様々な最新鋭の資器材を装備した救助のエキスパートの組織です。これも広域化により人口規模が拡大したために配備されることとなったもので、広域化のメリットの一つといえます。新消防組織が、市民の皆様の生命と財産を守るために一層充実、強化したものになるよう関係市町と連携して努力してまいります。

平成25年3月26日(火) 「中世古尚一旗争奪14U関東オープンKB野球大会in南足柄~金太郎杯~」開会式

平成25年3月26日(火) 「中世古尚一旗争奪14U関東オープンKB野球大会in南足柄~金太郎杯~」開会式
 

 3月26日(火)、「中世古尚一旗争奪 第2回 14U関東オープンKB野球大会in南足柄~金太郎杯~」の開会式が金太郎みらいホールで行われました。関東一円のみならず愛知県からも、16チームに及ぶ多くの中学生選手、役員、関係者の皆様が南足柄市へお越しいただきました。本大会の開催に当たって大変なご尽力、ご苦労をいただいた坂脇大会実行委員長さんをはじめとする役員の皆様、市観光協会の皆様には心から敬意を表します。本市を拠点として市外、県外から大勢の方にご来市いただき盛大に大会を開催していただけることを大変ありがたく思います。KB野球発展のためにご尽力され、本年2月にご逝去された中世古尚一神奈川KB野球連盟会長に敬意を表し、哀悼の意を表します。今大会に出場された中学生の皆さんが、「気は優しくて、力持ち」の金太郎のように心身共にたくましく成長され、将来、それぞれの地域の担い手として、大きく羽ばたいていただくことを願っております。

平成25年3月17日(日)  故横溝千鶴子氏お別れの会

平成25年3月17日(日)  故横溝千鶴子氏お別れの会
平成25年3月17日(日)  故横溝千鶴子氏お別れの会
 

 3月17日(日)、早咲きの桜が満開の中、本年1月に93歳でご逝去された横溝千鶴子さんのお別れの会が大磯町横溝千鶴子記念障害福祉センターで行われました。大磯町にお住まいの横溝さんは、平成19年11月16日、ご自身の88歳の誕生日に生まれ故郷である南足柄市に子どもたちの教育振興資金として、10億円の現金をご寄附されました。本市は、未来を担う子どもたちの教育に対する横溝さんの熱い思いを受け、「横溝千鶴子教育基金」を創設し、文化やスポーツの成績優秀者の表彰や家庭教育力向上のための講座、教育研究への助成など、数々の教育事業に役立てさせていただいております。また、横溝さんは子どもたちの健やかな成長を願う一方で、児童・生徒を育成する教師、指導者の人材育成にも常に心を運んでいらっしゃいました。横溝さんのご遺志によって、本日、教師のための研修施設の建設資金として、再び多額のご寄附目録の贈呈を賜りました。横溝さんの教育の振興に傾ける情熱にひたすら頭の下がる思いです。横溝さんのお人柄を感じさせるその温かい眼差しを、今となってはもう拝見することはできませんが、ご遺志をしっかり受け継ぎ、ご期待に添えるよう力を尽くしてまいります。横溝千鶴子様のご冥福を心からお祈りいたします。

平成25年3月9日(日) 大雄山駅前交番開所式

平成25年3月9日(日) 大雄山駅前交番開所式
平成25年3月9日(日) 大雄山駅前交番開所式
 

 3月9日(土)、温かい春の陽射しの中、大雄山駅前交番開所式が挙行されました。従来の交番は、市役所通りにありました。このたび所を変え、長年の懸案であった大雄山駅前交番が市民の皆様の念願、悲願がかなって大雄山駅前に完成し、開所式の運びとなりました。今日の日を迎えるまでには、県警察本部、松田警察署、県議会議員をはじめ多くの皆様のご尽力とご苦労がありました。特に、伊豆箱根鉄道(株)様の深いご理解と全面的なご協力をいただき、交番の移転、建替えが実現したことを忘れてはなりません。市の玄関口、大雄山駅周辺はもとより、南足柄市の安全安心の拠点として、また、観光の案内などにも一役買っていただけるような、市民の皆様や南足柄を訪れる多くの皆様に、親しまれ、愛される交番になることを念願いたします。

平成25年2月14日(木) 防災会議

平成25年2月14日(木) 防災会議
 

 2月14日(木)、防災会議を開催し、市の「地域防災計画」の修正案について協議していただきました。「地域防災計画」の修正は、平成21年度以来になります。東日本大震災の経験を教訓とした新たな取り組みや、今後発生が心配されている大地震等の災害に対する取り組みの強化など、多岐に渡る見直しが必要となっています。今回の見直しでは、平成23年9月に設置した「防災専門チーム検討委員会」の検討結果、自治会巡回の中で出されたご意見、「市民防災意識アンケート」の結果などを反映しました。今後は、防災行政を取り巻く環境の変化に対応するために、絶えず計画を見直し、必要に応じて修正を行い、常に実効性のあるものにします。そのため、市内の各地域の特性に応じた具体的なマニュアルの整備も進めていきます。防災会議でのご意見を尊重しながら、市長の最大の責務である市民の皆様の生命、身体、財産を災害から守るという使命を果たしてまいります。

平成25年2月13日(水) 南足柄市観光写真コンクール表彰式

平成25年2月13日(水) 南足柄市観光写真コンクール表彰式
 

 2月13日(水)、観光協会主催の南足柄市観光写真コンクール表彰式に出席しました。今年度も83名の方々から、359点に及ぶ作品が出展されました。南足柄市の四季折々の自然の豊かさや、地域の息吹を感じ、再発見させていただける素晴らしい写真ばかりでした。市内では、各地域の人々が、桜やざる菊、酔芙蓉など季節の花木を大切にし、様々な形で地域おこしに一生懸命汗を流しておられます。こうした光景にレンズを向け、作品を撮ってくださることは、地域の皆様にとって大きな励みになります。さらには南足柄の素晴らしい魅力、個性を紹介する写真として、全国にPRすることが、「地域力」「市民力」を育み、まちづくりの大きなパワーになると思います。南足柄の魅力の数々を再発見するためにも、市民の皆様はもとより、市外の方々にも外から見た南足柄の魅力を捉え、どんどん紹介していただきたいと思います。

平成25年2月7日(木) アサヒビール株式会社様から森林再生事業に対する寄付金を受領

平成25年2月7日(木) アサヒビール株式会社様から森林再生事業に対する寄付金を受領
 

 2月7日(木)、アサヒビール株式会社から、森林整備への活用を目的とした寄付金をいただきました。アサヒビールさんは、平成21年度から「アサヒスーパードライ『うまい!を明日へ!』プロジェクト」を実施し、売り上げの一部を各都道府県の自然や環境、文化財等の保護・保全活動のために継続的に寄付をされています。神奈川県が実施する「かながわ森林再生」の取組みを受け、「箱根・丹沢水系の水源林保全活動」に対してもご支援いただいております。この一環で、本市と市森林組合へ平成21年度から毎年ご寄付をいただいております。本年も、それぞれ多額の寄付をいただきました。この貴重なご寄付を引き続き、南足柄市の森林の再生、健全化事業に役立ててまいります。森林が健全で豊かになれば、海の資源も豊かになります。森林と川と海は一体のものであり、アサヒビールさんの懐の深い社会貢献活動に敬意と感謝を表しながら、自然環境の再生・保全に取り組んでまいります。

平成25年2月6日(水) 老人大学

平成25年2月6日(水) 老人大学
平成25年2月6日(水) 老人大学
 

 2月6日(水)、「市制施行40周年記念 第41期 老人大学」を開校しました。この老人大学は、私たちにとって身近な話題をテーマにし、高齢者の皆様が心豊かに元気に暮らしていただくよう、生きがいと健康づくりを目的として4日間にわたり開催します。この事業は、市から老人クラブ連合会に委託をし、高齢者の皆様にとって必要な知識等を深めていただくために講演会を開催しております。本日、第1日目は、ノンフィクション作家の新井恵美子さんに「新島八重の生きた時代」と題してご講演いただきました。幕末から昭和初期という日本の改革期をエネルギッシュに生きた“ハンサムウーマン” 新島八重の生き様は、現代に生きる私たちに、大きな勇気と力を与えてくれていると思います。残り3日間も、私たちが元気に暮らすためのヒントとなる講演を盛り沢山に予定しています。多くの皆様にご参加いただきたいと思います。

平成25年2月3日(日)  県スポーツ推進委員大会

平成25年2月3日(日)  県スポーツ推進委員大会
平成25年2月3日(日)  県スポーツ推進委員大会
 

 2月3日(日)、南足柄市文化会館(金太郎みらいホール)で、神奈川県スポーツ推進員大会が開催されました。県内、全市町村のスポーツ推進委員の皆様が一堂に会し、大ホールを埋め尽くすほどの盛況でした。本市を会場に金太郎みらいホールで開催していただき、とても光栄に思います。この時とばかり、たっぶり南足柄のピーアールをしながら、歓迎の挨拶をいたしました。スポーツ推進委員の皆様は、日頃から住民の皆様に対し、スポーツに関する指導、助言を行っていただき、地域スポーツ推進のため、地域でのスポーツ大会やイベントなどの「企画・運営」の中心的な存在として多大な貢献をされています。皆様のご協力なくして各種事業の実施はほとんど困難であり、その存在感は圧倒的です。皆様のチームワークと熱心で献身的な活動の姿には頭が下がる思いです。心から感謝と敬意を表します。今後ともスポーツやレクリエーションの活動を通じて住民皆様の健康維持・増進と体力づくりを図る推進役として活躍されることを大いに期待します。参加者の皆様、再び南足柄にお出で下さるよう、お待ちしています。

平成25年2月3日(日)  大雄山最乗寺節分豆まき祭

平成25年2月3日(日)  大雄山最乗寺節分豆まき祭
 

 2月3日(日)、大雄山最乗寺の節分豆まき祭に参加しました。少し暖かさを感じる陽気の中、多くの参拝の皆さんで大変な賑わいでした。昨年の2倍ほどの人出だ、という声もありました。本堂にあふれる大勢の皆さんの前で、石附周行山主様をはじめ、裃(かみしも)を身に付けた年男や年女の善男善女の皆さん、来賓の皆さんと共に福豆をまき、市内の平和と安全、そして市民の皆様の健康と幸せをお祈りしました。大雄山最乗寺は、1394年に創建された曹洞宗の名刹であり、多くの方々から「道了さん」の愛称で親しまれています。古くは門前まちとして栄えた郷土の歴史を振り返り、最乗寺への参拝客や観光客が増えて、賑わいのあるまちになることも念じました。明日は、立春です。明るい時代の到来を感じさせる豆まきでした。道了さんの節分豆がことのほか美味しく感じました。

 平成25年1月23日(水) 中学生議会

 平成25年1月23日(水) 中学生議会
 平成25年1月23日(水) 中学生議会
 

 1月23日(水)、足柄台中学校の1年生15名による中学生議会を開催しました。中学生議会は、市内の中学生の皆さんを対象に毎年開催し、「自分のまち南足柄を将来どのようにしたいのか」という理想に向かって、夢や希望を提案していただきます。このことで、市民の一員としての自覚と責任を持ち、まちづくりに関心を持ってもらうことを目的としています。今回も環境、農業、福祉、観光、交通安全、防犯、南足柄の活性化策など多種多彩な提言をいただきました。ふるさと南足柄のために、「もっと住みよいまちにしていきたい」、「元気な活力あるまちにしていきたい」との熱い想いがひしひしと伝わってきました。中学生の皆さんならではの視点による、率直で素直な意見や考え方をまちづくりに活かしていきたいと思います。皆さんには、本会議場に立ち、発言したことを大きな自信にして、これからの学校生活、そして人生をしっかりと歩んでいただきたいと思います。20年後、30年後の南足柄市を担っていくのは間違いなく、皆さんの世代です。皆さんの活躍を心から期待します。

 平成25年1月22日(火) 都市計画道路和田河原・開成・大井線道路整備促進に関する要望書提出

 平成25年1月22日(火) 都市計画道路和田河原・開成・大井線道路整備促進に関する要望書提出
 

 1月22日(火)、神奈川県庁にて、川上、杉本両県議会議員の同席のもと、府川開成町長、間宮大井町長と共に「都市計画道路和田河原・開成・大井線道路整備促進に関する要望書」を古尾谷副知事に提出しました。この道路は、南足柄市、開成町及び大井町の各市町の中心的拠点などを東西に結ぶ広域的な幹線道路であり、その整備によって足柄地域の経済の活性化に大きな効果が期待されます。また、周辺交通の渋滞の解消、都市防災機能の強化、暮らしの利便性の向上、観光拠点へのアクセス性の向上など、道路ネットワーク全体の機能強化を図ることができます。現在、開成駅の小田原側に「酒匂川2号橋」の整備が計画的に進み、平成26年度には開通が予定されています。3市町では、この道路に近接する地域において、定住の促進や地域経済の活性化を図るため、新しい市街地形成に向けた基盤整備の推進や新たな拠点整備計画の具体化を進めています。こうしたことからも、なお一層道路全体としての整備の必要性が高まっています。本市を含む足柄上地域や県西地域が大いに活性化することを願い、この道路の早期完成に向けて県や関係市町と共に全力で取り組んでいきます。

平成25年1月13日(日) 平成25年成人式

平成25年1月13日(日) 平成25年成人式
平成25年1月13日(日) 平成25年成人式
平成25年1月13日(日) 平成25年成人式
 

 1月13日(日)、多くの新成人をお迎えし、また多数のご来賓の皆様のご臨席をいただき、成人式が盛大に開催できました。成人を迎えられた391名(男186名、女205名)の皆様に心からお祝いを申し上げ、また今日まで新成人の皆様を大切に育ててこられましたご家族の皆様にもお喜びを申し上げます。8人の皆さんが実行委員会の委員となって、自主的、主体的に企画や準備をしてこられました。いろいろとご苦労があったことと思いますが、皆さん一致協力して立派な成人式が開催できました。敬意を表し感謝申し上げます。 新成人の皆さんは、同じ中学校でともに学んだ仲間も、すでに社会人として活躍されている方、学業に励んでいる方、将来の夢や職業を模索している方など様々だと思います。今日を一つの契機として、新成人としての自覚を持ち、権利と義務、責任を背負ってしっかりと歩んでいただきたいと思います。そしてご両親に、ご家族に、お世話になった小学校、中学校の先生方に感謝の心を運んでいただきたいと思います。皆さんの前途が洋々としたものでありますよう、お祈りいたします。10年後、20年後、この南足柄市を担っていくのは間違いなく新成人の皆さんです。皆さんの力なくして、この南足柄の発展はありません。皆さんと一緒に、魅力ある素晴らしい南足柄を築いていこうではありませんか。皆さんのご活躍を心から期待します。

平成25年1月8日(火)  賀詞交換会・表彰式

平成25年1月8日(火)  賀詞交換会・表彰式
平成25年1月8日(火)  賀詞交換会・表彰式
平成25年1月8日(火)  賀詞交換会・表彰式
 

 1月8日(火)、賀詞交換会並びに表彰式を文化会館(金太郎みらいホール)にて開催しました。表彰条例に基づく表彰式では、3名2団体の皆様に対し、功労表彰、善行表彰、一般表彰をさせていただきました。受彰された皆様のこれまでのご功績に対し、心から敬意を表します。祝宴・賀詞交換では、ご来賓の方々をはじめ、市議会議員、国会議員、県議会議員、各種団体や企業等の役員の方々、行政に係わる各種委員等の方々など多くの皆様が新年の挨拶と交流をしていただきました。私も年頭のご挨拶を申し上げ、昨年末には、政権交代があり、国政が大きく転換しようとしており、日本経済の潜在力を基盤に、大胆な金融緩和とインフラの老朽化対策や防災対策を中心とした公共事業など、経済全体の活力と総量を増やす経済政策の推進とともに、一方で、少子化による人口減少と高齢化、資源エネルギーの環境への制約や規制緩和など、成長政策実現への課題などを一つ一つ解決し、私たち市町村の地域経済にも明るさが戻ることを期待する旨、申し上げました。また、市民の皆様と行政は、不離一体のパートナーとして、相互尊重と対等な立場で、真の協働によるまちづくりの実現を目指し、今後も、NPO、市民活動団体、民間企業など新たな公共サービスの担い手となる皆様との連携を図っていく考えを強調しました。今後の市政運営については、先ず税収に応じた、いわゆる身の丈に合った行財政運営の確立と、歳入を重視した発展的な行財政改革を推進すること、そして、市民皆様のご理解のもと、平成25年度からの3カ年の「行政改革推進プラン」を着実に実行し、健全財政の実現を図っていくこと、また、農業を新たな成長産業として位置付け、6次産業化を推進し、主体的、能動的に地域に根差した新たな産業を創出し、併せて、定住促進策や交流人口の拡大についても取り組みを進め、活力と魅力ある地域づくりを進めること、さらには、土地開発公社の解散など、大きな改革を力強く前進させていくことを申し上げました。本年も、徹底した市民目線で、「前進、南足柄」を合言葉に、住みよいまちづくりに全力で取り組む決意です。

平成25年1月6日(日)  消防出初式

平成25年1月6日(日)  消防出初式
平成25年1月6日(日)  消防出初式
平成25年1月6日(日)  消防出初式
 

 1月6日(日)、消防団員、消防関係職員の参加はもとより、多数のご来賓のご臨席のもと、新春恒例の消防出初式を行いました。9分団28部、総員234人の消防団員と足柄消防組合職員が規律ある整然とした行進を、そして幼年消防クラブ(ふくざわ保育園児)、少年消防クラブ(狩野、雨坪、岩原、千津島の小学生)、中学校消防クラブ(南足柄中学校、岡本中学校、足柄台中学校の生徒)の皆さんもしっかり行進し、すがすがしさを覚えました。第5分団と足柄消防組合が消防操法を披露し、ふくざわ保育園児が金太郎太鼓の可愛い演技で花を添えていただきました。東日本大震災以降、地域コミュニティの大切さが再認識され、中でも地元と密着した消防団組織は、地域の災害対応の中核を成し、また、安全安心の要の存在となっています。今、関東大震災から89年が経過し、いつ大地震が発生してもおかしくない状況にあります。一朝有事の際には、地域を知り尽くしている消防団の皆様の災害活動、人命救助活動が最も大きな力となります。昨年は、第2分団第3部(雨坪)、第3分団第2部(向田)の小型動力ポンプ付、積載車を更新しました。また、第1分団第1部(地蔵堂、矢倉沢)の待機宿舎を建て替え、今後も年次計画で建て替えを進めてまいります。南足柄市の安全安心、防災の中核を担い、市民皆様の生命財産を守るのは、瀬戸 均消防団長を中心に、総員234人の消防団の皆様です。団員皆様お一人お一人のきびきびとした行動に、市民の皆様も厚い信頼をお寄せになったと思います。消防団員皆様とご家族に感謝を申し上げ、今後なお一層のご尽力とご活躍を念願します。

平成25年1月4日(金) 仕事始めの式・市長訓示

平成25年1月4日(金) 仕事始めの式・市長訓示
 

 1月4日(金)、心新たに25年の仕事がスタートしました。11時から仕事始めの式を行い次のように職員に訓示しました。昨年は、市制施行40周年の節目の年に当たり、市民活動フェスティバルや金太郎ウォークなど様々な記念事業を通じて、多くの皆様と共に40周年を祝うことができました。そして、「市民活動推進条例」を制定して「地域づくり交付金制度」を創設、また「まちづくり基金条例」の施行などによって、市民の皆様と行政とがお互いに対等で尊重し、協力し合う協働のまちづくりを進めてきました。これからのまちづくりは、NPO、市民活動団体、民間企業など新たな公共サービスの担い手の皆様との連携が重要です。そして、市民皆様の感覚をより大切にし、従来の制度、ルールにとらわれず、新しい価値観で柔軟に対応することが、改善、改革となり、真に協働のまちづくりの実現につながります。また、現在の本市における課題は、将来人口の減少、農業を始めとする地域産業の低迷、あるいは将来に向けた土地利用をいかに有効に図るかであり、地域の活性化に対する早急な取組みと対応を図る必要があります。そこで、農業を新たな成長産業として位置付け、工業、商業、さらには観光と連携させた6次産業化の推進。これは、今までに無い農業振興策であり、主体的、能動的に地域に根差した新たな産業を創出し、併せて、定住促進策や交流人口の拡大を実現するものです。この取組みを進め、活力と魅力ある地域づくりを着実に進めたいと考えます。本年も、徹底した市民目線で、本市のシンボルである「金太郎」の「優しさ」や「力強さ」をまちづくりの施策に活かしながら、市民の皆様と心ひとつに、「前進、南足柄」を合言葉に住みよいまちづくりに全力で取り組んで参りましょう。 困難で厳しい時代ですが、「冬来たりなば、春遠からじ」、苦労と努力のあとには必ず希望の扉が開きます。皆で頑張りましょう。市役所の来庁者は全てお客様です。気持ちの良い挨拶を励行しましょう。行政は最大のサービス業です。私たち市職員は、私も含めて、心して気持ちのよい市役所にしていきましょう。今年もよろしくお願いいたします。

最終更新日:2022年04月12日

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電話番号:0465-73-8000


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