令和6年4月〜

市長の主な活動内容を写真と市長直筆のコメントにより紹介します

令和6年6月30日(日曜日) 第5回 天狗のこみちマラソン in 南足柄

天狗のこみちマラソン

大会名誉会長(南足柄市長)挨拶

天狗のこみちマラソン

颯爽と駆け抜けるランナー

天狗のこみちマラソン

杉並木の「てんぐのこみち」

天狗のこみちマラソン

ゴール直前の階段をラストスパート!

 令和6年6月30日(日)8時30分から、「第5回天狗のこみちマラソン大会」が開催されました。梅雨時の雨が心配されましたが、実行委員会や参加者、ボランティアの皆様の熱意のお陰で絶好のマラソン日和になりました。

 商工会女性部の有志で構成する和太鼓の会「商南レディース」の力強い演奏で幕を開けた「天狗のこみちマラソン大会」。5年ぶりの開催です。

 北は宮城県から南は沖縄県まで、定員枠一杯の700人ものランナーが参加してくださいました。まさに日本全国からのご参加です。参加された皆さんに「南足柄市は、豊かな水と緑に恵まれたまち、金太郎のふる里です。豊かな水と緑によって、南足柄は、富士フイルム創業の地となりました。」と、南足柄を紹介しました。

 「天狗のこみちマラソン大会」の会場は、創建約640年の曹洞宗の古刹・大雄山最乗寺です。広大な山林を有し、樹齢約500年の杉並木が広がる深山幽谷の雰囲気が漂います。マラソンコースは、高低差が220メートルあり、かなりハードなコースです。

 このマラソン大会は、南足柄の市民ランナーの有志が、「南足柄市を全国のランナーに知ってもらいたい! ランナー目線で、おもてなしにあふれた大会を企画したい!」との熱い思いで企画し、始めた大会です。今回は、200人に及ぶボランティアの皆さんが、大会の運営と、ランナーの皆さんをサポートしました。

 今回のゲストランナーは、2005年の「日本選手権 5000m」優勝をはじめ数々の実績を持つ瀬戸 智弘さんと、テレビでおなじみのタレント、マーティンさんです。たいへんお忙しい中、駆けつけてくださいました。ありがとうございます。

 本大会の開催に当たっては、南足柄市陸上競技協会会長である三橋正充 実行委員会委員長をはじめ実行委員会の皆さんの多大なご尽力があります。深く敬意を表します。そして、大雄山最乗寺さんはもとより、伊豆箱根鉄道グループ、南足柄市の商工会、観光協会、地元の自治会など、多くの企業や団体にご支援・ご協力をいただきました。心から御礼申し上げます。

 「天狗のこみちマラソン」をとおして、市民の皆さんと全国からご参加の皆さんが、心かよう触れ合いと交流をされました。きっと大雄山最乗寺の清々しい空気と熱い感動の余韻と思い出が、次回の大会へとつながることでしょう。

令和6年6月25日(火) 自治会未加入者が増加していることに対する市長の思い
               ~市議会議員の一般質問に答えて~

 自治会は、地域の住民がお互いに支えあいながら、安全で安心で、明るく、心が通う気持ちよい、住み良いまちづくりの中心的な地域コミュニティであると思います。
 
 自治会は、これまでのまちづくりに一定の成果を出してきた重要な社会資源であると考えています。
 戦後の日本でお金もなく人の手の足りない中、住民が力を寄せて、現在まで地域の発展や住民福祉や防災など行政の補完的役割を担ってきました。
 また、市民協働のまちづくりのパートナーとして、行政とのパイプ役となり、行政サービスの一端を担って行政の効率化を図ってきました。さらには、自治会と行政は「市民協働」の立場で、ごみ収集の場所の提供と管理による協力によって、ごみ収集の効率化や資源化に向けたまちづくりを進めています。
 加えて、地域のまちづくりの要望を行政に上げるチャンネル機能なども自治会にはあります。
 こうした自治会の機能が、自治会員、つまり市民の皆様の住みよいまちづくりに大きく寄与しております。
 これらは確かな現実です。
 
 そして、それは自治会に加入していない市民の皆様へも恩恵、あるいは良好な行政サービスの享受、につながっております。
 これも紛れのない事実であります。

 しかし、近年は少子高齢化や家族構成の変化など社会構造や価値観が大きく変ってきており、自治会の未加入者が増えています。
 自治会加入率は、昭和の時代には80パーセント以上、平成の後期でも70パーセント以上でした。現在は約63パーセントに落ち込んでいます。
 時代は変わっても人々の支え合いによる地域社会の在り方の本質は変わるものではないと思います。
 大切に守っていくことは、しっかり守りながらも、時代に合わせた取り組みを工夫する「不易流行」の精神で、自治会長さんをはじめいろいろなお立場にある市民の皆様と連携協力して、全ての市民の皆様の心に届く取組みをすることが大事だと考えます。
 一方で、改めて自治会に対する具体的な取組みの検討も必要だと考えます。例えば、
(1)自治会の役員さんの負担軽減のさらなる検討
(2)災害時の地域における支え合いの必要性の訴え
(3)自治会運営に係る必要経費の支援の検討
(4)自治会未加入者の増加は、全国的な課題でもあることから、先進的に取組んでいる自治体の事例に学ぶ
などであります。

 毎年、自治会長の皆様と「自治会長会議」や「自治会長と市長が語る会」などを通して、意見交換や検討を行っておりますが、これからもなお一層、自治会長さんや市民の皆様と一緒に、様々に自治会加入の取り組みを行ってまいりましょう。

令和6年4月9日(火曜日) 小・中学校給食費無償化に対する思い

昭和55年の給食の様子

昭和55年の給食の様子

配膳指導の様子

配膳指導の様子

 小・中学校の新学期の始業式は4月5日(金)でした。8日(月)には、新入生を迎えて入学式が行われました。児童生徒の皆さんの新たな出発です。お互いに切磋琢磨して明るい未来に向けて大きく羽ばたき、成長されることを願います。

 南足柄市は、今年4月から、小・中学校の給食費の無償化を開始しました。神奈川県内の市では初めてです。
未だ地方創生の確かな姿は見えず、また、国全体の人口減少に歯止めがかからず、地方は人口減少と高齢化が進んでいます。
 今こそ、待ったなしで「持続可能なまち」の実現を目指さなければなりません。そこで、本市は「定住促進と人口増」を実現する重要施策として「子育て支援と教育の一層の充実」に全力で取り組んでいます。その重要政策の一つが、子育て家庭を支援する小・中学校の給食費の無償化です。

 私は、数年前から、小・中学校の給食を無償で提供することを考えていました。私が市長に就任した平成23年から27年当時は、市の財政状況は極めて厳しい状況でした。
道半ばではありますが、ようやく健全財政の姿が見えてきた今年、小・中学校の給食費の無償化を実行しました。

 これには背景があります。本市の学校給食の歴史を振り返りますと、昭和29年(1954年)に学校給食法が制定されました。制定されたその時に、当時の南足柄町では小学校の完全給食という画期的なサービスが始まりました。私が小学校に入学したときはすでに給食でした。中学校は昭和38年(1963年)から開始されました。私が中学3年生の時でした。
 特筆すべきは、小中学校ともに、各学校に給食調理場を設置し、温かい給食がおいしく食べられる自校方式によるものでした。
 戦後10年もたたないあの時代に、先人、先輩の皆様が学校給食を実現させたことは驚くべきことで、実に先進的であり、他に誇れるものです。
 この思いが、常に、市長として私の心の根底にあります。そこで、温故知新、今の時代に私たちは何ができるか、これが給食費無償化の実施に対する私の思いであります。

 豊かな自然環境の中で、「子育てをするなら南足柄」を市内外に強く発信し、「子育て支援と教育の充実」を目指して、今後も子育て家庭への支援を強力に進めてまいります。

最終更新日:2024年07月03日

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秘書広報課 秘書班(秘書)

電話番号:0465-73-8000


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