みなみあしがら障害者プラン
本市では、平成9年度に“障害者の人権が尊重され、幸せで、生きがいがあり、それぞれが自立し、地域の人たちと共に暮らせるまち南足柄をめざして”を基本理念とした「南足柄市障害者保健福祉計画」を策定しました。
その後、障害者を取り巻く状況は大きく変わり、平成15年には、国の障害者福祉施策が市等の措置から自己選択・自己決定へと移行し、サービス事業者と障害者自身が契約する支援費制度が開始されました。さらに、18年に施行された自立支援法では、サービス対象者が身体障害者、知的障害者に加え、それまで対象になっていなかった精神障害者も共通のサービスが受けられるようになり、また、サービスの利用について公平な負担を求められるものとなりました。
これら国の制度の変化に合わせ、本市の「南足柄市障害者保健福祉計画」も見直しを行い、19年度にはサービスの提供量の目標値等を示した「南足柄市障害者福祉計画」を新たに策定し、2つの計画を推進することになりました。さらに、21年度には両計画の改定を行い、26年度までの本市の障害者福祉に対する基本理念等を定めた「南足柄市障害者保健福祉計画」と23年度までのサービスの提供量の目標値等を定めた「南足柄市障害者福祉計画」を定め、両計画を併せた名称を「みなみあしがら障害者プラン」としました。
このたび、23年度までのサービス利用状況等を参考に、24年度から26年度のサービス提供量の目標値等を定めた「南足柄市障害者福祉計画」の策定を行いました。
今後、「みなみあしがら障害者プラン」の推進にあたりましては、関係機関と連携し、社会情勢の変化に即応しながら、適切に施策を展開し、障害者の「自己選択・自己決定」の権利が最大限に尊重され、すべての市民が共に地域で安心して暮らせる社会の実現をめざしてまいります。