風しんの流行にご注意ください
風しんの流行について
平成23年から、海外で感染して帰国後発症する輸入例が散見されるようになり、平成25年には累計14,344例の報告があり、風しんが全数報告疾患となった平成20年~平成25年では最も多い報告数となりました。その後、平成26年~平成29年にかけては、平成23年以前の水準に落ち着いていたものの、平成30年には7月下旬頃から関東地方を中心に患者数の報告が増加しています。
妊娠初期の女性が風しんに感染すると、目、耳、心臓等に障害を持つ先天性風しん症候群の子どもが生まれる可能性があります。妊娠中の方は予防接種が受けられないため、同居の家族等(特に妊婦の配偶者やパートナー)が予防接種を受けて風しんを予防する必要があります。
妊娠初期の女性が風しんに感染すると、目、耳、心臓等に障害を持つ先天性風しん症候群の子どもが生まれる可能性があります。妊娠中の方は予防接種が受けられないため、同居の家族等(特に妊婦の配偶者やパートナー)が予防接種を受けて風しんを予防する必要があります。
風しんとは
風しんは、風しんウイルスの飛沫感染によって発症します。ウイルスに感染してもすぐには症状が出ず、約14日~21日の潜伏期間がみられます。その後、麻しんより淡い色の赤い発しん、発熱、首の後ろのリンパ節が腫れる等が主な症状として現れます。また、その他に、せき、鼻水、目が赤くなる(眼球結膜の充血)等の症状がみられることがあります。
合併症として関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎等が報告されています。血小板減少性紫斑病は風しん患者約3,000人に1人、脳炎は風しん患者約6,000人に1人程の割合で合併します。大人になってから風しんに感染すると子どものときより重症化する傾向がみられます。
妊娠初期(20週頃まで)に風しんに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延等の障害を持った子どもが生まれる可能性が非常に高くなります。
合併症として関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎等が報告されています。血小板減少性紫斑病は風しん患者約3,000人に1人、脳炎は風しん患者約6,000人に1人程の割合で合併します。大人になってから風しんに感染すると子どものときより重症化する傾向がみられます。
妊娠初期(20週頃まで)に風しんに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延等の障害を持った子どもが生まれる可能性が非常に高くなります。
風しんと思われる症状が現れた場合
発熱、発しん等、風しんと思われる症状が現れた場合は、次のような対応をお願いします。
・学校や仕事を休み、なるべく早く医療機関を受診する。
・医療機関を受診する際は、事前に電話等で風しんの疑いがあることを伝える。
・医療機関の指示に従い、周囲への感染を防ぐために公共交通機関の利用を避けて受診する。
・学校や仕事を休み、なるべく早く医療機関を受診する。
・医療機関を受診する際は、事前に電話等で風しんの疑いがあることを伝える。
・医療機関の指示に従い、周囲への感染を防ぐために公共交通機関の利用を避けて受診する。
妊娠を希望または予定される方へ
妊娠初期(20週頃まで)に風しんに感染すると、先天性風しん症候群と呼ばれる先天性の心臓病、白内障、聴力障害、発育発達遅延等の障害を持った子どもが生まれる可能性が非常に高くなります。
これから妊娠を希望または予定される方は、妊娠前に早めに予防接種を受けることをお勧めします。
ただし、妊娠中の方は、予防接種を受けることはできません。
抗体を持たない、または抗体価が低い妊娠中の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えましょう。また、妊婦の周りにいる方(同居の家族等)は風しんにかからないよう、予防(抗体検査や予防接種を受ける等)に努めることが大切です。
これから妊娠を希望または予定される方は、妊娠前に早めに予防接種を受けることをお勧めします。
ただし、妊娠中の方は、予防接種を受けることはできません。
抗体を持たない、または抗体価が低い妊娠中の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えましょう。また、妊婦の周りにいる方(同居の家族等)は風しんにかからないよう、予防(抗体検査や予防接種を受ける等)に努めることが大切です。
風しんを予防するには
風しんウイルスの感染力はインフルエンザの2~4倍といわれており、感染力が強いことから、予防接種が最も有効な予防法です。
定期接種の対象年齢(1回目:1歳、2回目:小学校就学前の1年間)になったら確実に予防接種を受けてください。
定期接種の対象時期にない方で、今まで風しんにかかったことがなく、風しんの予防接種を受けたことがない方は医師にご相談ください。予防接種が必要かどうか分からない方は抗体検査を受けましょう。特に30歳代後半~50歳代の男性は検討が必要です。
また、妊娠を希望または予定される方や妊婦の同居の家族等は、抗体検査を受け、抗体価が低い場合は予防接種を受けましょう。
定期接種の対象年齢(1回目:1歳、2回目:小学校就学前の1年間)になったら確実に予防接種を受けてください。
定期接種の対象時期にない方で、今まで風しんにかかったことがなく、風しんの予防接種を受けたことがない方は医師にご相談ください。予防接種が必要かどうか分からない方は抗体検査を受けましょう。特に30歳代後半~50歳代の男性は検討が必要です。
また、妊娠を希望または予定される方や妊婦の同居の家族等は、抗体検査を受け、抗体価が低い場合は予防接種を受けましょう。
大人の風しん予防接種の費用を一部助成します(市実施事業)
市では、妊娠を希望または予定される女性とその配偶者(パートナーを含む)、妊婦の配偶者(パートナーを含む)を対象に風しん予防接種費用の一部を助成します。
詳しくは下記のページをご覧ください。
詳しくは下記のページをご覧ください。
風しんの抗体検査が無料で受けられます(神奈川県実施事業)
神奈川県が、妊娠を希望または予定される女性とその配偶者(パートナーを含む)、風しんの抗体価が低い妊婦の配偶者(パートナーを含む)を対象に、風しんの抗体検査を無料で行っています。
詳しくは下記のページをご覧ください。
詳しくは下記のページをご覧ください。