南足柄都市計画公園の見直しについて

1 見直しの背景

 都市計画公園・緑地は、都市の健全な発展と秩序ある整備を目的とし、計画的な整備を進めるため、都市計画に定めるものです。
 しかし、都市計画決定後、長期にわたり事業化されずに未着手となっている区域については、都市計画法第53条に基づく建築制限がかけ続けられていることが課題となってきたことから、神奈川県では、平成27年3月に「都市計画公園・緑地見直しのガイドライン」を策定しました。
 本市では、このガイドラインに基づき、長期未着手区域のある都市計画公園について検討を行い、その結果を、平成29年10月17日に都市計画審議会に報告しました。

2 都市計画公園の状況

本市における都市計画公園は、次のとおりです。
 
公園名 種別 位置 面積 現況
壗下公園 近隣公園 壗下1004 約1.0ha H29年5月末 整備済み
運動公園 運動公園 怒田1734 約16.9ha 約 14.1ha 整備済み、
約 2.8ha 未整備

このうち、運動公園について長期未着手区域が約 2.8ha 存在するため、見直しを行いました。

3 神奈川県のガイドラインに基づく検討

見直し対象区域の選定

 運動公園のうち、長期未着手となっている約 2.8ha の区域について、その必要性と実現性について検証しました。

本区域の必要性

 今後求められる機能として、既存の梅林を活かした景観形成機能が期待されており、上位計画の見直しの中でも検討を行った結果、次のように位置づけられています。

 ・H28年3月改定の「都市マスタープラン」に「観光・レクリエーション交流拠点」及び「花と緑の拠点」とし
  て位置づけられており、利用促進と活用を図ることとしました。
 ・H28年10月1日に告示された「南足柄都市計画 都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」では、都市基幹
  公園と位置づけられ、確保目標面積は 17ha としました。
 ・H29年3月改訂の「みどりの基本計画」では、H37年度の都市整備目標として同公園の未着手区域 2.8ha を
  整備するとしました。

本区域の実現性

 本区域には、現状の梅林及び山林が、整備済み区域と一体の緑地及び景観を形成しています。
 長期未着手区域は、ほぼ全ての区域を斜面緑地として、既存の梅林を残しながら自然植生に近い樹林を育成し、散策路を整備することにより供用は可能であり、実現性は高いと考えられます。

4 見直しの結果

 以上のことから、運動公園の長期未着手区域については存続とし、今後整備を図ります。

最終更新日:2017年11月14日

この情報に関するお問い合わせ先

都市計画課 都市計画班

電話番号:0465-73-8026


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