平成28年度都市計画道路の見直し結果について
1 見直しの背景
本市の都市計画道路は、当初昭和30年代前半に都市計画決定を行い、人口増加や経済成長に伴う交通量の増加などに対応するために、整備を進めてきましたが、整備状況を見ますと、都市計画決定延長に対し65.3%の整備済延長にとどまっています。(平成25年3月現在)
このような状況は、全国的な問題となっており、国において議論がされ、平成14年8月国土交通省の社会資本整備審議会において見直しの必要性について提唱がされました。
また、国で行った議論を受けて、神奈川県では、平成18年3月「都市計画道路見直しのガイドライン」を策定し、県内の全市町はガイドラインに基いた都市計画道路の見直しに着手をしました。
2 都市計画道路の整備状況
現在、本市内には幹線道路として15路線、総延長29.13kmが都市計画決定されています。
整備された改良済み区間及び概成済み(*)区間を合わせた、整備済延長は19.02kmで全体延長の65.3%になっています。
なお、未着手延長については、9.90kmあり、全体の34.0%になっています。
*概成済み・・・都市計画決定道路幅の60%以上の幅員で現在整備が終わっている路線をいいます。
整備された改良済み区間及び概成済み(*)区間を合わせた、整備済延長は19.02kmで全体延長の65.3%になっています。
なお、未着手延長については、9.90kmあり、全体の34.0%になっています。
*概成済み・・・都市計画決定道路幅の60%以上の幅員で現在整備が終わっている路線をいいます。
3 都市計画道路の見直し方針
本市においても、神奈川県の「都市計画道路見直しのガイドライン」に基づき、関係団体との協議を行いながら、整備にとりかかっていない全ての都市計画道路について、道路整備の必要性の検証、見直し対象路線の課題整理、将来交通量による検証などを行いながら、見直し案を取りまとめました。
見直し方針については、平成26年2月にパブリックコメントを行い、皆様からいただいた意見を検討し、反映をさせた後に3月に策定が出来ました。
見直し方針については、平成26年2月にパブリックコメントを行い、皆様からいただいた意見を検討し、反映をさせた後に3月に策定が出来ました。
4 見直しに伴う手続き
策定しました見直し方針をもとに、神奈川県、神奈川県警察、近隣市町との協議を重ね、内容を精査した結果、10路線において整備の廃止や整備区域の縮小など見直しを行います。
平成28年12月13日及び14日の2日間において、廃止・変更の対象路線が都市計画決定されている位置に土地を所有している方及び対象路線が通過している自治会の方を対象として、「南足柄市都市計画道路の廃止・変更に係る説明会」を開催し、多くの関係者より、変更案に対しての意見をいただく事が出来ました。
平成28年12月13日及び14日の2日間において、廃止・変更の対象路線が都市計画決定されている位置に土地を所有している方及び対象路線が通過している自治会の方を対象として、「南足柄市都市計画道路の廃止・変更に係る説明会」を開催し、多くの関係者より、変更案に対しての意見をいただく事が出来ました。