ミニ水力発電設備

南足柄市では、未利用エネルギーの活用を図るため、矢倉沢浄水場に取水口からの落差を利用したミニ水力発電設備を導入しました。(平成20年5月完成)
豊かで美しい地球環境を次世代に
私たちの生活に欠かせない水。私たちにとって、その水を育む地球環境を守ることは大きな課題です。
南足柄市の水道事業は、安全・安心でおいしい水を安定して市民に供給するという事業活動を通じて、豊かで美しい地球環境を次世代へ引き継ぐ努力をしています。国や県では、地球規模での温暖化対策が求められている中、2008年7月の洞爺湖サミットでは、地球温暖化問題を大きなテーマとして世界に呼びかけ、神奈川県でも温暖化防止に貢献するため、神奈川発の「地球復興」を広く呼びかける「クールネッサンス宣言」を行なっています。
南足柄市の水道事業は、安全・安心でおいしい水を安定して市民に供給するという事業活動を通じて、豊かで美しい地球環境を次世代へ引き継ぐ努力をしています。国や県では、地球規模での温暖化対策が求められている中、2008年7月の洞爺湖サミットでは、地球温暖化問題を大きなテーマとして世界に呼びかけ、神奈川県でも温暖化防止に貢献するため、神奈川発の「地球復興」を広く呼びかける「クールネッサンス宣言」を行なっています。
地球温暖化防止のための未利用エネルギーを活用
矢倉沢浄水場は恵まれた自然環境の中にあり、狩川から取水した清流水を浄化し、水道水として矢倉沢・弘西寺・福泉配水池へ安定的に送水する施設です。
この浄水場のミニ水力発電設備による発電は水の落差を利用し、未利用エネルギーを電気エネルギーに変換するものです。発電した電力を浄水場内の設備運転に利用することで使用電力の低減を図り、余剰分は電力会社へ売電することにより、二酸化炭素の発生が削減され、地球温暖化防止へ貢献することができます。
南足柄市のミニ水力発電設備は、NEDO(独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構)の「地域新エネルギー等導入促進事業」から平成19年度と平成20年度に補助金の交付を受けて設置しました。
この浄水場のミニ水力発電設備による発電は水の落差を利用し、未利用エネルギーを電気エネルギーに変換するものです。発電した電力を浄水場内の設備運転に利用することで使用電力の低減を図り、余剰分は電力会社へ売電することにより、二酸化炭素の発生が削減され、地球温暖化防止へ貢献することができます。
南足柄市のミニ水力発電設備は、NEDO(独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構)の「地域新エネルギー等導入促進事業」から平成19年度と平成20年度に補助金の交付を受けて設置しました。
使用水量 | 0.179立法メートル/秒 |
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有効落差 | 11m |
水車 | インライン型水車 |
発電機 | 三相交流誘導発電機 |
発電出力 | 18.5キロワット/時(最大) |
発電電力量 | 約12万キロワット/年 |
二酸化炭素削減量※ | 約67t /年 |
※地球温暖化対策の推進に関する法律施行令に基づき試算

水金太郎(すいきんたろう)くんの豆知識
この発電機1台で、ぼくたちの家で使う電気に換算すると、約33軒分の電気をつくることができるんだよ。