第三者委託(包括委託)

南足柄市水道事業の第三者委託(包括委託)
第三者(包括)委託とは
第三者委託とは、コスト(費用)縮減や効率的な施設更新および維持管理を図るめに、従来職員が行ってきた施設の維持管理を民間業者へ委託するものです。
これにより、民間の技術力・経営ノウハウを活用して、抜本的な管理体制の強化とコスト縮減を同時に行うことができ、より安全で安心・安定した水供給体制を図ることができます。
これにより、民間の技術力・経営ノウハウを活用して、抜本的な管理体制の強化とコスト縮減を同時に行うことができ、より安全で安心・安定した水供給体制を図ることができます。
第三者委託導入に至った経緯
南足柄市の水道事業経営は、大口需要者の製造過程での水利用の変化や、市民の節水意識の高揚及び節水型機器の普及により水使用量は減少し、給水収益は伸び悩んでいます。このため、コスト縮減や効率的な施設更新および維持管理を図る必要性が求められていました。
このような中、人事異動等により職員の専門技術取得に相当の期間と育成経費が掛かる事や、従来の個別発注による委託業者との業務の責任範囲の不明確さ、また老朽化した設備に対応する修繕・更新等の費用負担など小規模水道事業体ならではの課題を多く抱えていたため、平成16年度から第三者委託業務の検討を重ねてきました。
平成17年4月1日からは、民間企業の技術力・経営ノウハウを活用して、抜本的な管理体制の強化とコスト縮減を同時に実現させ、また、安全で安定した水供給体制を図る観点から第三者委託に踏み切りました。
平成18年度からは受注者としてのより一層の自覚と責任をもたせ、安定した運転管理ができることを目的とし、期間を3年間の複数年契約としました。
平成24年度以降は、受注者の技術力・経営ノウハウをより一層活かすために契約期間を5年間に延ばし、優良受託者を選定するためにプロポーザル方式を導入し、受託業者を決定しています。
このような中、人事異動等により職員の専門技術取得に相当の期間と育成経費が掛かる事や、従来の個別発注による委託業者との業務の責任範囲の不明確さ、また老朽化した設備に対応する修繕・更新等の費用負担など小規模水道事業体ならではの課題を多く抱えていたため、平成16年度から第三者委託業務の検討を重ねてきました。
平成17年4月1日からは、民間企業の技術力・経営ノウハウを活用して、抜本的な管理体制の強化とコスト縮減を同時に実現させ、また、安全で安定した水供給体制を図る観点から第三者委託に踏み切りました。
平成18年度からは受注者としてのより一層の自覚と責任をもたせ、安定した運転管理ができることを目的とし、期間を3年間の複数年契約としました。
平成24年度以降は、受注者の技術力・経営ノウハウをより一層活かすために契約期間を5年間に延ばし、優良受託者を選定するためにプロポーザル方式を導入し、受託業者を決定しています。
現在実施している第三者委託の概要
事業名 | 南足柄市水道施設維持管理業務委託 |
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委託期間 | 令和4年4月1日から令和9年3月31日まで(5年間) |
委託業者 | 東芝インフラシステムズ株式会社 |
委託範囲 | 水源・浄水場・配水池の運転維持管理業務、保守点検、施設修繕、清掃業務委託、薬品調達、水質検査、消耗品等調達 |
第三者委託制度に期待される効果
- 包括的な業務委託による総合的な技術レベルの向上と、コスト削減が図られ、民間の浄水技術による性能発注的運用の実現や、民間の専門的技術者活用による職員の育成コスト及び事務費の削減。また、水道法上の業務責任範囲の民間移行が図られる。
- 包括的契約により責任分担が明確化となり、緊急時等の対応強化が図られる。
- 災害時等における広域的支援体制の構築が図られるなど、広範囲にわたる事業効果が期待できる。(南足柄市のような小規模の水道事業体にとって、安全で安定的な水供給体制の構築、健全経営の維持を図り、より一層の市民サービスの向上を目指す手段として、包括的業務を有効に活用すべきであると感じる。)
