防犯のポイント

　電話を利用して息子や孫などを装い、「会社の金を使い込んだ」などの名目で現金をだまし取る手口。本人と連絡が取れないようにするため数日前に「携帯電話の番号が変わった」と電話しておき、後日あらためて「実は・・・」とお金の話を切り出すケースも多い。
　●借金の保証人
　●交通事故の示談金など

　税務署や社会保険事務所などを装って還付名目でＡＴＭへ誘導し、被害者に操作させて現金をだまし取る手口。税金などの還付のために携帯電話を持ってＡＴＭへ行くよう指示することは絶対にありません。
　●税金の還付
　●年金の還付など

　郵便やインターネットで「出会い系サイトの利用料金が未払いになっている」など架空の事実による料金を請求し、現金を振り込ませる手口。

　「保証金を振り込めば即日融資します」などと偽り、保証金名目で現金を振り込ませる手口。

　事前に家族だけで通用する合い言葉を決めておくと、なりすましを見破ることができます。
　●ペットの名前
　●好きな食べ物、嫌いな食べ物など

　「携帯電話の番号が変わった」という電話がかかってきたら、以前の番号に必ず連絡してみましょう。 

　電話で「お金」の話が出たら「振り込め詐欺」かもしれません。
　振り込む前に、家族や警察へ相談してください。