天狗伝説の里めぐり

最乗寺の天狗伝説
　了庵慧明禅師（りょうあんえみょうぜんじ）の弟子だった道了尊者は、師匠の了庵慧明禅師が最乗寺を建立することを聞いて、近江国の三井寺から天狗の姿になって飛んで来て、神通力を使って谷を埋めたり、岩を持ち上げて砕いたりして寺の建設を手伝いました。そして了庵慧明禅師が75歳でこの世を去ると、寺を永久に守るため天狗の姿に化身して舞い上がり、山中深くに飛び去ったといわれ、以来、寺の守護神として祀られています。最乗寺の境内には様々な天狗像や天狗の下駄にちなみ、世界一というわれる下駄をはじめ、大小さまざまな下駄が奉納されています。

天狗伝説の里めぐりとは

天狗伝説の曹洞宗の名刹、大雄山最乗寺の周囲には魅力ある様々な観光施設が点在します。最乗寺の参拝と一緒に自然と歴史に彩られた里を巡ってはいかがでしょうか。

主な施設

足柄森林公園丸太の森、南足柄市郷土資料館、神奈川県立ふれあいの村、大雄町花咲く里山地区
モダン湯治おんりーゆー、十八丁目茶屋、伊豆箱根鉄道道了尊売店
岩下館（宿泊施設）、真吉屋（宿泊施設）

天狗伝説の里　歳時記

１月	初詣（最乗寺）大祭（最乗寺）
２月	節分豆撒祭（最乗寺）
３月	森のひなまつり（郷土資料館）枝垂れ桜（最乗寺）大雄紅桜（花咲く里山）
５月	シャガ（最乗寺）大祭（最乗寺）
６月	アジサイ（最乗寺）ホタル（花咲く里山）
8月	夏期座禅会（最乗寺）
９月	大祭（最乗寺）
１１月	紅葉（最乗寺、丸太の森）清浄鎮火祭（最乗寺）