国民健康保険制度とは

日本では国民皆保険制度がとられており、全国民がいずれかの公的な医療保険に加入しなければなりません。
会社の健康保険や協会けんぽに加入している人、生活保護を受けている人、後期高齢者医療制度に加入している人以外は、国民健康保険に加入することが義務付けられています。
私たちは、日常生活の中でいつ病気になったり、ケガをするかわかりません。国民健康保険は、そんな時に安心してお医者さんにかかることができるという医療を保障する制度です。
　 

国民健康保険に加入すると、国民健康保険税を納めていただき、一定の自己負担のもとで各種医療サービスが受けられるようになるほか、高額な医療費がかかったとき、出産したとき、国保加入者が亡くなったときは、高額療養費、出産育児一時金、葬祭費が支給されるなど、様々なサービスを受けることができます。
皆さん（加入者）に納めていただいた保険税は、国・県等からの補助金・交付金などとともに、医療費やその他様々な給付に充てられています。保険税は国民健康保険の運営を支える一番大切な財源です。
また、保険税の滞納により、保険証の返還、被保険者資格証明書の交付、保険給付の差し止めになる場合があります。保険税は納期限を確かめて納め忘れのないようにしましょう。
病気、災害、事業の失敗などの様々な理由で収入が減って保険税 が納められない場合は、減免や徴収猶予の制度があります。市民課保険年金班の窓口でご相談ください。