令和8年3月1日から下水道使用料を改定します

令和8年3月1日から下水道使用料を改定いたします。
使用者の皆様にはご負担をお願いすることとなりますが、生活環境の向上を図るため、今後も経営の健全・効率化に一層努めてまいりますので、ご理解をいただきますようお願いいたします。
下水道使用料を改定する理由
1:下水道使用料改定の背景
下水道使用料の改定については、直近では平成28年4月に平均16.3%の改定を行いました。この改定では、下水道事業運営審議会の答申の中で「定期的に下水道事業のあり方を検証するとともに、3年後に使用料の見直しを検討されたい」との付帯意見が付されました。 そこで、令和元年度に審議会へ諮問を行い、「使用料の改定はやむを得ない」との答申を得ました。しかし、当時の社会情勢(新型コロナウイルス感染症の感染拡大)から市民の皆様の経済的負担を考慮して使用料改定を延期することとし、現在に至っています。 この間、大口排水者が操業を終了したことによって、下水道使用料が減少するなど、下水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増し、健全な事業運営に支障が出る状況となっています。
下水道使用料の改定については、直近では平成28年4月に平均16.3%の改定を行いました。この改定では、下水道事業運営審議会の答申の中で「定期的に下水道事業のあり方を検証するとともに、3年後に使用料の見直しを検討されたい」との付帯意見が付されました。 そこで、令和元年度に審議会へ諮問を行い、「使用料の改定はやむを得ない」との答申を得ました。しかし、当時の社会情勢(新型コロナウイルス感染症の感染拡大)から市民の皆様の経済的負担を考慮して使用料改定を延期することとし、現在に至っています。 この間、大口排水者が操業を終了したことによって、下水道使用料が減少するなど、下水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増し、健全な事業運営に支障が出る状況となっています。
2:健全経営を目指して
下水道事業は独立採算を目指して運営しており、国からは国庫補助金の交付要件として、経営改善に向けた下水道使用料の見直しを定期的に行うことが求められています。 また、下水道管きょの破損による道路陥没等を未然に防ぐため、老朽化対策や耐震化などにも取り組む必要があります。 これらのことからも、持続可能で安定した財政基盤の確立のため、経費回収率100%を維持できる状態を目指していく必要があります。
経費回収率※汚水処理に係る経費に対する、使用料による回収程度を示す指標
南足柄市(令和5年度):83.3% ⇒ 経費回収率100%を目指す
全国平均(令和4年度):98.2%
下水道事業は独立採算を目指して運営しており、国からは国庫補助金の交付要件として、経営改善に向けた下水道使用料の見直しを定期的に行うことが求められています。 また、下水道管きょの破損による道路陥没等を未然に防ぐため、老朽化対策や耐震化などにも取り組む必要があります。 これらのことからも、持続可能で安定した財政基盤の確立のため、経費回収率100%を維持できる状態を目指していく必要があります。
経費回収率※汚水処理に係る経費に対する、使用料による回収程度を示す指標
南足柄市(令和5年度):83.3% ⇒ 経費回収率100%を目指す
全国平均(令和4年度):98.2%
検討の経過
令和元年8月 | 市長から下水道事業運営審議会へ「下水道使用料の見直しについて」諮問。 |
令和2年3月 | 下水道事業運営審議会から市長へ「下水道使用料の見直しについて」答申。 【答申内容】 〇平均改定率:16.13% 〇実施時期:令和3年4月から |
令和2年6月 | 条例改正の準備を進めていたが、新型コロナウィルス感染症が世界的に感染拡大。市民生活に大きな影響を及ぼしたことから改定を延期。 |
令和2年9月 | 都市教育常任委員会で経過報告。 |
令和6年7月 | 市長から下水道事業運営審議会へ「企業会計の財政のあり方について」諮問。 |
令和6年7月~令和7年2月 | 下水道事業運営審議会において審議(計4回開催)。 |
令和7年3月 | 下水道事業運営審議会から市長へ「企業会計の財政のあり方について」概ね20.93%程度の改定が妥当である旨の答申。 |
関連情報リンク
下水道使用料を改定する時期
下水道使用料の改定の内容
平均20.93%改定します。
2箇月使用料:消費税抜き | ||||
---|---|---|---|---|
区分 | 使用量 (立方メートル) |
現行料金 | 新料金 | 差額 |
基本料金 | 0~16 | 1,348円 | 1,594円 | 246円 |
超過料金 (1立方メートルにつき) |
17~20 | 27円 | 32円 | 5円 |
21~40 | 89円 | 106円 | 17円 | |
41~60 | 109円 | 132円 | 23円 | |
61~100 | 115円 | 141円 | 26円 | |
101~200 | 128円 | 157円 | 29円 | |
201~1,000 | 141円 | 173円 | 32円 | |
1,001~2,000 | 154円 | 188円 | 34円 | |
2,001~10,000 | 161円 | 195円 | 34円 | |
10,001~ | 165円 | 200円 | 35円 |
一般家庭の改定額の目安
2箇月料金:消費税抜き | |||
---|---|---|---|
使用水量 (立方メートル) |
現行料金 | 新料金 | 差額 |
0~16 | 1,348円 | 1,594円 | 246円 |
20 | 1,456円 | 1,722円 | 266円 |
30 | 2,346円 | 2,782円 | 436円 |
40 | 3,236円 | 3,842円 | 606円 |
50 | 4,326円 | 5,162円 | 836円 |
60 | 5,416円 | 6,482円 | 1,066円 |
※1立方メートルは、お風呂約5杯分(1,000リットル)です。
※「料金早見表」、「料金計算シート」で詳細な使用水量に応じた料金を確認できます。
※「料金早見表」、「料金計算シート」で詳細な使用水量に応じた料金を確認できます。