本市の下水道事業は、昭和52年度から下水道事業に着手し、平成元年度に供用を開始しました。その後、平成22年度に「南足柄市下水道中期ビジョン」を策定し、下水道の早期概成を目指し整備を進めるとともに、少子高齢化による人口減少や下水道施設の老朽化など下水道事業を取り巻く課題に取り組んでまいりました。
　このビジョンは、令和２年度をもって期間が終了することから、新たに令和３年度以降の10年間で取り組むべき方向性を示した「南足柄市下水道ビジョン」を策定しました。
　新しい本ビジョンは、神奈川県や市の他計画との整合性を図りながら、下水道事業の理念や今後の施策を示すとともに、効率的な運営を図るための財政の見通しを明らかにして、経営戦略として位置付けるものです。

令和３年度から令和12年度までの10年間