人権啓発
人権とは、ひとくちでいえば、「社会において幸福な生活を営むために必要な人間として当然に持っている固有の権利」ということができます。人権啓発とは、その人権尊重の理念に関する国民相互の理解を深めるための活動です。
具体的に本市では、子ども映画会の開催、各種イベントへの参加、広報紙への掲載、パンフレット・リーフレットなどの配布、ポスターの掲示、広報車による巡回などのいろいろな活動を行っています。人権啓発活動は、人権侵害を未然に防ぐために必要不可欠なものなのです。
特に、1948年の国際連合第3回総会で世界人権宣言が採択されたのを記念し、世界人権宣言が採択された12月10日が「人権デー」と定められ、我が国では,毎年12月10日を最終日とする1週間を「人権週間」と定め啓発活動を展開しています。
また、人権擁護委員法が施行された日(昭和24年6月1日)を記念して、毎年6月1日を「人権擁護委員の日」と定め、「全国一斉『人権擁護委員の日』特設人権相談所」を開設したり、市民に人権への理解を深めるための啓発活動を市全域的に展開しています。
さらに、中学生に対して、作文を書くことを通じて人権尊重の重要性、必要性について理解を深めてもらうとともに豊かな人権感覚を身につけてもらうことを目的として、「全国中学生人権作文コンテスト」に参加しています。毎年12月に開催される「あしがら人権ひろば」において、南足柄市中学生人権作文コンテスト」表彰式を実施しています。