今年で第3９回目を迎える令和３年度「南足柄市の観光写真コンクール」ですが、残念ながら新型コロナウイルス感染症の蔓延拡大を避けるため、今年度も市内で行われる数多くのイベントや祭りが中止になってしまいました。被写体が花や自然、寺社仏閣などに限られてしまった中でも、カメラマンの方の工夫の跡が見られる作品が多く、主催者として頭が下がる思いです。
　今回の入賞作品の特徴として、観光名所と人物を上手に取り入れた南足柄の魅力をPRする印象的な作品が心に残りました。また、季節を感じる南足柄の風景を、レンズを通して作品として切り取ったカメラマンの皆さんの熱意を感じました。
　しかし、冒頭で申し上げました様に、イベントや祭りの作品が無いために全体的に「動」より「静」の作品が多かったのは少し寂しく感じられます。
　まだまだ、新型コロナウイルス感染症の収束は先が見えない状況ですが、今回応募された作品が、観光ポスターやチラシ、インターネットを通じて多くの方々の目に触れることで、コロナ収束後、南足柄に多くに皆さまが足を運んでいただければ幸いに存じます。　
　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　南足柄市観光協会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　会長　吉澤　賢治