平成29年度南足柄市の観光写真コンクールに、沢山のご応募をいただきありがとうございました。
　募集の結果、56名から132点の作品が寄せられました。
　

　観光を辞書で調べますと”他の土地を訪れ景色・風物・史跡など見て歩くこと”と説明されています。
　観光は非常に多くの方が経験をしています。最近では全世界が対象といえます。どこを訪れ、何を対象とするかその選択はインターネットの媒体または紙の媒体、両者を問わずに写真の役割は大変大きいと思います。
　観光写真というのは単に対象をストレートに記録するのではなくフォトグラファーつまり写真家の視点による発見が加わります。南足柄市の観光写真コンクールの入賞作品はその立場にあって、今回の結果に加えましてここからの累積の加わります。
　応募者の何を対象とするかの選択、現場に赴いての撮影、引き延ばしプリントの作成、応募するという一連のプロセスがあって入賞作品がなりたちます。多くの応募者に敬意を表します。
　最後に作品の対象についてひとこと述べさせていただきます。まず自然風景なのですが、それ自体が開発などの手が入らずに変わらないことが好ましいのですが、四季、天候、空の状態、光線状態、どの部分を切り取るかによって組み合わせはかなり多様になります。そこに構図などのテクニックが加わり写真家の視点による発見ということになります。