南足柄市森林ビジョンの策定について

　南足柄市は、市の面積の約７割が森林であり、この豊かな森林は良質な水を蓄え、南足柄市民の暮らしはもとより、良質で大量の水を必要とする企業の立地につながるなど、南足柄市の産業の発展に大きく寄与してきました。
　一方で、豊富な森林資源に恵まれながらも、木材の生産量が少なく、地域での市産材利用が進んでいないことや、神奈川県の補助金に依存した森林管理となっているなどの課題を多くの課題を抱えています。
　このため、南足柄市の森林に関わる人たちが、南足柄市の森林の現状、課題や可能性を再認識し、水源涵養や防災などの多くの公益機能を持つ森林の価値を維持・向上させながら先人たちから受け継いできた地域の財産を次世代に継承していくため、本市では、令和６年３月に「南足柄市森林ビジョン」を策定しました。