ヤマビルにご注意ください
ヤマビルの生態
ヤマビルは、ミミズの仲間で、茶褐色で背に黒色の縦線があります。体長は2~5cmで尺取り虫のように移動し人やシカなどの動物を吸血します。生息場所は、湿気の多い草地や林など。
活動期は4月~11月。特に、雨上がりに活動的になります。また、吸血後に産卵します。冬期は落葉や石の下などで越冬します。
防除・駆除
ヤマビルの増殖、被害を防ぐには、道の周辺樹木の枝打ちや草刈りを行い、太陽光差し込ませて地面を乾燥させること、道や農地の落ち葉を除去することが重要です。
また、ヤマビルの運搬役とされるシカやイノシシなどの野生動物を近づけないことも重要です。獣害防止柵などを設置して動物の侵入を防ぎましょう。
また、ヤマビルの運搬役とされるシカやイノシシなどの野生動物を近づけないことも重要です。獣害防止柵などを設置して動物の侵入を防ぎましょう。
ヤマビルを駆除するには、噴霧器やスプレーで薬剤をヤマビルに直接散布することが必要です。薬剤を空間に噴霧しても、薬剤がヤマビルの体表に直接付着しないので、ヤマビルは死にません。2人1組で行動し、1人目が「おとり」となって生息地を歩き、現れたヤマビルに2人目が薬剤を散布する方法が効果的です。
なお、薬剤を多量に散布すると自然環境へ影響を及ぼす恐れもあるため、適切に散布を行うことが重要です。
なお、薬剤を多量に散布すると自然環境へ影響を及ぼす恐れもあるため、適切に散布を行うことが重要です。
吸血させないために
吸血被害を防ぐ服装をし、虫除け剤の使用などの適切な予防を行いましょう。
ヤマビルは服のわずかな隙間から侵入してきます。肌の露出をなくすことが効果的です。
ヤマビルは服のわずかな隙間から侵入してきます。肌の露出をなくすことが効果的です。
- 長袖長ズボンを着用し、上着の裾はズボンの中に入れる。ズボンの裾は靴下の中に入れる。
- 靴下は編み目が細かく長いものを履き、長靴・地下足袋を履く。
- ヤマビル用の虫除け剤などを足元にかける。
ヤマビルに吸血されたら
吸血時の痛みをなくし、出血が止まりにくくなる物質を出すため、吸血されていることに気づきにくく、傷口からタラタラと出血が続きます。
また、ごく稀に傷口から細菌類による二次感染を起こす場合があります。
吸血されたら、次のことに注意しましょう。
また、ごく稀に傷口から細菌類による二次感染を起こす場合があります。
吸血されたら、次のことに注意しましょう。
- 火を付けたり塩をかけたりして、ヒルを除去する。
- 傷口から血を押し出すようにして、血と一緒に出血が止まりにくくなる物質を流し出す。
- 抗ヒスタミン剤(虫さされ用軟膏など)を塗布し、絆創膏などで傷口を保護する。
- 引き剥がしたヤマビルは繁殖してしまうため、必ず駆除する。

