市制施行50周年記念式典
令和4年4月3日、南足柄市文化会館(愛称:金太郎みらいホール)にて、市制施行50周年記念式典を挙行しました。
式典では、本市の政治、経済、産業、教育、文化、福祉、その他各般にわたって市の発展に寄与し、または市民の模範と認められる行為のあった方々の表彰や、感謝状の贈呈を行いました。
また、式典に先駆けて、50周年記念動画の上映や、記念ロゴマークの紹介なども行いました。
式典では、本市の政治、経済、産業、教育、文化、福祉、その他各般にわたって市の発展に寄与し、または市民の模範と認められる行為のあった方々の表彰や、感謝状の贈呈を行いました。
また、式典に先駆けて、50周年記念動画の上映や、記念ロゴマークの紹介なども行いました。
市制施行50周年記念式典の市長式辞
桜花爛漫の今日の佳き日に、南足柄市「市制施行50周年記念式典」を挙行いたしましたところ、年度当初、公私共にご多用の中、神奈川県副知事 武井政二 様、デジタル大臣 衆議院議員 牧島かれん 様をはじめとする、多くのご来賓の皆様のご臨席を賜り、また、多数の市民の皆様、関係者の皆様のご出席を賜りました。深く感謝をし、御礼申し上げます。
先ずは、初代 南足柄市長 津田進一郎様、第2代市長 安藤正夫様、第3代市長 鈴木 佑様、第4代市長 沢 長生様をはじめ多くの先人、先輩の皆様のご功績に深く敬意を表し、感謝を申し上げます。
南足柄の長い歴史を振り返りますと、いにしえの飛鳥、奈良の万葉の時代には、足柄を詠んだ歌17首が万葉集に収められています。言わば南足柄は万葉の里でもあります。また、宝永年間には、富士山噴火と酒匂川の氾濫によって、約100年にも及ぶ艱難辛苦(かんなんしんく)の自然災害との戦いの歴史がありました。
南足柄市は、こうした長い歴史の上に立って、文化や伝統を育み、豊かな森林や水資源など自然資源に恵まれたまちとして着実に歩んでまいりました。
掛け替えのない、この貴重な資源は、幾多の先祖・先人が生業として森林を育む造林や米作りを中心とした農業に勤しんできた賜物であります。南足柄市の財産は、正に豊かな森林資源と良質の水資源、そして自然環境であります。
この豊かな水と緑の資源は、今から88年前、昭和9年に、富士写真フイルム株式会社、現在の富士フイルム株式会社が、南足柄を創業の地とする決め手になりました。当該企業の成長と発展は、南足柄を大きな発展へと導きました。さらには、南足柄にとどまらず近隣の市町や、足柄平野の発展へと広く波及しました。
こうした歴史の変遷を経て、南足柄市は、昭和47年4月1日に、県内で18番目の市として市制を施行いたしました。
以来、半世紀にわたって、水と緑があふれる豊かな自然と、長い歴史に培われた伝統や文化に育まれ、近隣市町とも連携を深めながら、自然環境と都市基盤が調和した住みよいまちとして、市民の皆様、そして企業の皆様とともに着実に発展してまいりました。
これもひとえに、本市発展のため、ご尽力された先人のご努力と、市民の皆様や関係者の皆様方のご協力の賜であると、心から感謝を申し上げます。
そして、この4月1日、本市は記念すべき50周年を迎えることができました。
私は今、この時に、あらためて先祖、先人、諸先輩方のご労苦とご功績に深く敬意と感謝の意を表したいと思います。
本日の記念式典の「式次第」最後のページに「市民憲章」を掲載しております。 これは、市制施行を記念して、市民共通の努力目標として制定したものであります。市民の皆様から寄せられた「起草文案」を原案として、先人が定めたこの市民憲章の精神を大切にしてまいります。
本日、記念表彰並びに感謝状をお受けになられます皆様方には、心からお祝いを申し上げますとともに、これまで長年にわたり、市勢の発展と市民福祉の向上のために、ご尽力いただきましたご功績に対しまして、深く敬意と感謝の意を表します。
今後とも本市発展のため、なお一層のご指導、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
また、本市では、今年度、市制施行50周年を祝い、数々の記念事業を実施いたします。これらの事業を通じて、多くの市民の皆様のご参加をいただき、希望と感謝と喜びを持って、共に50周年をお祝いしてまいりたいと存じます。 そして、市民の皆様と協働してまちづくりに取り組むことで、持続的に発展し、躍動感あふれる南足柄を目指してまいります。
さて、近年、私たちを取り巻く社会環境は、少子高齢化、世界的な気候変動などの環境問題、そして昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大など、非常に厳しいものがあります。
こうした状況の中で、先祖、先人の皆様が築いてこられた歴史に学び、温故知新の精神と、温故創新の思想と志を持って、豊かな自然環境のもとで子どもたちが健やかに成長し、お年寄りや障害がある方をはじめ、全ての市民の皆様が健康で安心して豊かに暮らせるまち、そして多様性を大切にするまちを市民の皆様とともに築き、新しい成長を目指してまいります。
このため私は、現在進めている企業誘致を強い決意で達成し、安定した税財源の確保と雇用の場の創出と確保を図り、南足柄の新たな成長と発展はもとより、足柄上地区1市5町との揺るぎない連携と発展、そして県西地域2市8町の発展に微力を尽くします。
また、国や神奈川県をはじめ、広域連携にある近隣自治体の皆様、友好親善関係の自治体の皆様、関係各方面の皆様の変わらぬご支援と、市民の皆様の絶大なる引き続きのご協力を、あらためて心からお願い申し上げます。
個性と個性の出会いが、個性と努力の出会いが新しさを磨きます。
結びに、私たちは誇りある郷土南足柄を、次の世代にしっかりと引き継ぐ決意と覚悟をもって、なお一層の努力をいたすことをお誓いし、式辞といたします。
令和4年4月3日
先ずは、初代 南足柄市長 津田進一郎様、第2代市長 安藤正夫様、第3代市長 鈴木 佑様、第4代市長 沢 長生様をはじめ多くの先人、先輩の皆様のご功績に深く敬意を表し、感謝を申し上げます。
南足柄の長い歴史を振り返りますと、いにしえの飛鳥、奈良の万葉の時代には、足柄を詠んだ歌17首が万葉集に収められています。言わば南足柄は万葉の里でもあります。また、宝永年間には、富士山噴火と酒匂川の氾濫によって、約100年にも及ぶ艱難辛苦(かんなんしんく)の自然災害との戦いの歴史がありました。
南足柄市は、こうした長い歴史の上に立って、文化や伝統を育み、豊かな森林や水資源など自然資源に恵まれたまちとして着実に歩んでまいりました。
掛け替えのない、この貴重な資源は、幾多の先祖・先人が生業として森林を育む造林や米作りを中心とした農業に勤しんできた賜物であります。南足柄市の財産は、正に豊かな森林資源と良質の水資源、そして自然環境であります。
この豊かな水と緑の資源は、今から88年前、昭和9年に、富士写真フイルム株式会社、現在の富士フイルム株式会社が、南足柄を創業の地とする決め手になりました。当該企業の成長と発展は、南足柄を大きな発展へと導きました。さらには、南足柄にとどまらず近隣の市町や、足柄平野の発展へと広く波及しました。
こうした歴史の変遷を経て、南足柄市は、昭和47年4月1日に、県内で18番目の市として市制を施行いたしました。
以来、半世紀にわたって、水と緑があふれる豊かな自然と、長い歴史に培われた伝統や文化に育まれ、近隣市町とも連携を深めながら、自然環境と都市基盤が調和した住みよいまちとして、市民の皆様、そして企業の皆様とともに着実に発展してまいりました。
これもひとえに、本市発展のため、ご尽力された先人のご努力と、市民の皆様や関係者の皆様方のご協力の賜であると、心から感謝を申し上げます。
そして、この4月1日、本市は記念すべき50周年を迎えることができました。
私は今、この時に、あらためて先祖、先人、諸先輩方のご労苦とご功績に深く敬意と感謝の意を表したいと思います。
本日の記念式典の「式次第」最後のページに「市民憲章」を掲載しております。 これは、市制施行を記念して、市民共通の努力目標として制定したものであります。市民の皆様から寄せられた「起草文案」を原案として、先人が定めたこの市民憲章の精神を大切にしてまいります。
本日、記念表彰並びに感謝状をお受けになられます皆様方には、心からお祝いを申し上げますとともに、これまで長年にわたり、市勢の発展と市民福祉の向上のために、ご尽力いただきましたご功績に対しまして、深く敬意と感謝の意を表します。
今後とも本市発展のため、なお一層のご指導、ご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
また、本市では、今年度、市制施行50周年を祝い、数々の記念事業を実施いたします。これらの事業を通じて、多くの市民の皆様のご参加をいただき、希望と感謝と喜びを持って、共に50周年をお祝いしてまいりたいと存じます。 そして、市民の皆様と協働してまちづくりに取り組むことで、持続的に発展し、躍動感あふれる南足柄を目指してまいります。
さて、近年、私たちを取り巻く社会環境は、少子高齢化、世界的な気候変動などの環境問題、そして昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大など、非常に厳しいものがあります。
こうした状況の中で、先祖、先人の皆様が築いてこられた歴史に学び、温故知新の精神と、温故創新の思想と志を持って、豊かな自然環境のもとで子どもたちが健やかに成長し、お年寄りや障害がある方をはじめ、全ての市民の皆様が健康で安心して豊かに暮らせるまち、そして多様性を大切にするまちを市民の皆様とともに築き、新しい成長を目指してまいります。
このため私は、現在進めている企業誘致を強い決意で達成し、安定した税財源の確保と雇用の場の創出と確保を図り、南足柄の新たな成長と発展はもとより、足柄上地区1市5町との揺るぎない連携と発展、そして県西地域2市8町の発展に微力を尽くします。
また、国や神奈川県をはじめ、広域連携にある近隣自治体の皆様、友好親善関係の自治体の皆様、関係各方面の皆様の変わらぬご支援と、市民の皆様の絶大なる引き続きのご協力を、あらためて心からお願い申し上げます。
個性と個性の出会いが、個性と努力の出会いが新しさを磨きます。
結びに、私たちは誇りある郷土南足柄を、次の世代にしっかりと引き継ぐ決意と覚悟をもって、なお一層の努力をいたすことをお誓いし、式辞といたします。
令和4年4月3日
南足柄市長 加 藤 修 平
市制施行50周年記念式典の式次第(表彰者一覧・感謝状贈呈者一覧・南足柄市市民憲章・南足柄市子ども憲章).pdf PDF形式 :778.2KB
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