ICT活用学習
市では、小中学生の学力を向上させるため、ICTを活用しています。
「ICT技術を利用し、わかる授業を展開する」という目的のもと、平成24年度から平成25年度にかけて、ネットワーク構築とICT機器類を導入し、ICT教育が実践できる環境を整備してきました。
「ICT技術を利用し、わかる授業を展開する」という目的のもと、平成24年度から平成25年度にかけて、ネットワーク構築とICT機器類を導入し、ICT教育が実践できる環境を整備してきました。
ICTとは
Information and Communication Technology(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で、日本ではすでに一般的となったIT(=情報技術)の概念をさらに一歩進め、ITに通信コミュニケーションの重要性を加味した言葉です。
南足柄市におけるICT教育
市内の小学校においては、最新のICT機器を活用した授業が全校で実際に行われています。従来の黒板への板書に加えて、デジタル教科書や書画カメラ、タブレットパソコン等を活用し、スクリーンや大画面テレビに映して、見てわかる授業づくりに取り組んでいます。
南足柄市は、県内で初めて公立小学校・中学校の全校全教室に無線LAN環境を整備しました。
南足柄市は、県内で初めて公立小学校・中学校の全校全教室に無線LAN環境を整備しました。
ICT機器の活用例
- 立体図形を頭の中でイメージしにくい子にとって、電子教科書がとても有効です。画面の図形を多方面から見たり切ったりして、楽しみながら図形の感覚を身につけることができました。【小学校・教員】
- 書画カメラとプロジェクターを用いて、授業中に子どもたちに教材や資料を分かりやすく提示することができました。授業以外でもノートのとり方が上手な子の紹介、宿題の答え合わせ、テスト直しなどでも活用し、言葉だけではあいまいな部分を分かりやすく説明できました。【小学校・教員】
- 文字を書くことに課題のある児童が、タブレットのタッチペン入力機能を利用することにより、絵日記をつくるようにリーフレットを作成しています。また、タッチペンによる文字入力は、字の形を覚えることにも一役買っています。支援教育の分野でタブレット端末を用いた支援は欠かせません。【小学校・教員】
- 技術の作業の模範動画を見ることができ、もう一度見たくなったときに生徒が自分で操作して確認できるので、役に立っています。【中学校・教員】
- 理科の実験の様子をタブレットで録画してその場で繰り返し再生したり、一時停止させて瞬間を観察したり、復習のときに再度見せたりしています。現象を多面的に捉えるよさを感じています。【中学校・教員】
- 英語のスピーチをタブレットで録画して、生徒自身が自分の表情を含めたパフォーマンスを振り返ることにより、改善できるよう活用しています。【中学校・教員】