平成26年4月〜平成27年3月

市長の主な活動内容を写真と市長直筆のコメントにより紹介します

平成27年3月25日(水) 日本赤十字社神奈川県支部災害救援物資倉庫落成式

日本赤十字社神奈川県支部災害救援物資倉庫落成式
日本赤十字社神奈川県支部災害救援物資倉庫落成式
日本赤十字社神奈川県支部災害救援物資倉庫落成式
日本赤十字社神奈川県支部災害救援物資倉庫落成式
 3月25日(水)、日本赤十字社神奈川県支部と本市の共催で、日赤の災害救援物資倉庫落成式を開催しました。私は日本赤十字社神奈川県支部南足柄市地区長の立場も兼ねて出席しました。文化会館にて式典を開催した後、りんどう会館前駐車場に設置された倉庫にて、テープカット、内覧を行いました。
 今回の倉庫設置にあたり、日赤神奈川県支部の近藤事務局長さんをはじめとする関係皆様に多大なるご支援、ご尽力をいただきました。心から感謝申し上げます。
 日赤では、現在、横浜市の倉庫に災害救援物資を備蓄しています。しかし、大規模災害時には県内各地に救援拠点となる倉庫を分散設置する備えが必要である、との考えから県内4ヵ所に設置を計画し、県内市町村に対し、意向の打診がありました。本市はいち早く希望を出し、その第1号の建設となりました。災害時に道路の寸断や相模川などを境に県内が分断された際、本市の倉庫は県西地域への物資救援に大きな役割を果たすことになります。また、静岡県小山町や御殿場市、熱海市など隣県の自治体への支援にも活用されます。
 今回の倉庫設置は、市民の皆様には日赤をより身近に感じていただくとともに、「身近な場所に日赤の救援物資がある」という大きな安心感を得られるという点で、大変有意義なことであると考えます。
 今後は観光客への備えとして箱根町への建設や、陸上からのアクセスが困難になると思われる三浦半島にも建設が予定されます。この度の全国の中でも先進的な事業が県内各地で次々に展開されることにより、各地域と日赤との関わりがますます深くなり、災害に対する備えも充実し、確固たるものになっていきます。
 今後も、日本赤十字社の使命の一つである「人間といのちと健康・尊厳を守る」という「人道」の理念に基づき、市民の皆様の安心安全のため、本市は日本赤十字社と連携して赤十字事業に取り組んでまいります。 

平成27年3月1日(日) 大雄山駅発車メロディー導入記念式典

大雄山駅発車メロディー導入記念式典
大雄山駅発車メロディー導入記念式典
 3月1日(日)、大雄山線大雄山駅にて「発車メロディー導入記念式典」を開催しました。これは、「金太郎のふる里」南足柄市の玄関口、大雄山駅の発車メロディーが童謡「金太郎」メロディーになったことを記念して開催したものです。伊豆箱根鉄道初の駅メロ導入だそうです。
 雨の降る肌寒い陽気でしたが、多くの市民の皆様にお集まりいただくとともに、主催者として伊豆箱根鉄道の中村仁社長さんをはじめ多くの関係者のご出席をいただきました。また、公私ともにご多用のなか、ご来賓として石田市議会議長さん、川上県議会議員さん、鈴木陽一市観光協会会長さんなど関係者皆様にもご臨席をいただきました。
 日本人の多くの人が小さい頃から慣れ親しんできた童謡「金太郎」が大雄山駅の発車メロディーになり、3月1日の始発列車からスタートしました。この発車メロディーについては、川上県議会議員さんが「“金太郎のふる里”には、金太郎のメロディーを」とのアドバイスをくださったことがきっかけでした。その後、伊豆箱根鉄道の中村仁社長さんをはじめ多くの関係者皆様のご尽力とご協力によって実現しました。多くの皆様の熱意と絶大なるお力添えに心から感謝の意と敬意を表したいと思います。
 また、メロディーを流す機器を製作してくださった株式会社京三製作所様にも多大なるご協力を賜りました。
 南足柄ゆかりの「金太郎」のメロディーを耳にして、市民の皆様には自分のまちをますます好きになっていただくとともに、市外からも大勢の人々に大雄山線に乗っていただき、「金太郎のふる里」南足柄に何度も足を運んでいただけたら、と思っております。
 今後も発車メロディーがスタートしたことを契機として、これまで以上に「金太郎のふる里南足柄」のPRに力を入れ、伊豆箱根鉄道(株)大雄山線と南足柄市は共存共栄の関係で、活気と魅力あふれる南足柄市にしたいと考えます。 

平成26年10月8日(水)~10日(金) 岩手県遠野市にて開催「第1回 自治体の災害時後方支援に関する研究会」に参加

岩手県遠野市にて開催「第1回 自治体の災害時後方支援に関する研究会」に参加

岩手県遠野市・本田敏秋市長と

岩手県遠野市にて開催「第1回 自治体の災害時後方支援に関する研究会」に参加

岩手県遠野市・本田敏秋市長と意見交換

岩手県遠野市にて開催「第1回 自治体の災害時後方支援に関する研究会」に参加

「第1回 自治体の災害時後方支援に関する研究会」パネルディスカッション

 秋深まり行く岩手県遠野市で、第1回「自治体の災害時後方支援に関する研究会」が開催されました。本市からは、私のほかに防災や商工観光等の職員と商工会、観光協会、観光ボランティアガイドの会の代表者が参加し、防災のみならず観光・産業振興についても交流と学びをしました。
 今回の研究会には、災害時相互応援協定の締結や友好都市、姉妹都市を締結している多くの自治体をはじめ、岩手大学地域防災研究センターの越野修三教授、そして富士ゼロックス(株)とNECネッツエスアイ(株)が参加するという官・民・産・学が一体となった多様で意義深いものでありました。
 岩手大学の越野教授は、元陸上自衛隊の幹部で富士学校にも勤務されていました。1995年阪神淡路大震災の際には、陸上自衛隊第13師団作戦部長として神戸市で救援活動にあたられ、退官後、岩手県庁に入り、防災危機管理監を務められた方です。災害時における自衛隊の広域応援に係る部隊運用の実践と課題等について現場感覚の臨場感あふれる話を伺いました。
 また、富士ゼロックス(株)の復興推進室長樋口那史さんは、「遠野みらい創りカレッジ」の総合プロデューサーとして、震災被災地の復興推進への貢献について次のように熱く語られました。ゼロックスの目標は、より良いコミュニケーションを通じて、人々の間により良い理解をもたらすこと。そして、地域社会のコミュニケーションを支援する仕組みを構築することで、被災地の復興推進への貢献を図ること。取り組み領域は、医療と教育、防災で、現在、被災地と連携、交流を深める教育や文化伝承支援の企画・運営の推進に取り組んでいる。閉校した遠野市土淵中学校について、地域住民との対話の繰り返しの結果、みらいを考えるカレッジ構想が生まれ、再活用により「遠野みらい創りカレッジ」が具現化した、ということでした。ここに富士ゼロックスと復興支援のかかわりがあります。樋口さんは、平時に有事を考える、平時が有事であると力説されました。強く共感しました。
 各自治体等が有事に対する怠りない準備と心構えを共有し、いつでも「水平連携」して助け合える全国的な「ネットワーク」を構築する重要性を認識しました。遠野市本田市長の東日本大震災における沿岸被災地の後方支援活動の臨場感あふれる説明には参加者一同、多くを学びました。
 本田市長と遠野市の関係職員が防災のみならず観光や商工関係者との多様な交流の場づくりを設営されたお力には敬服いたしました。今回、参加した南足柄市の市民と職員は、本田市長という人と心に触れ、職員の皆さんの想いに触れました。「遠野物語」「民話の里」遠野市は知っているというレベルから遠野市の人々を知り、歴史を知り、文化を学んだと思います。私も、改めてそのように思いました。私は、帰路のマイクロバス車中で「百聞は一見に如かず」ではなく、「百聞は一つの触れ合いに如かず」ですね、と感想を申し上げました。 
 今回の多様な交流を契機に、遠野市と南足柄市の絆がなお一層深まり、「民話の里 遠野市」と「金太郎のふる里 南足柄市」の「里・里交流」が実現することを強く念願します。

平成26年6月22日(日) 神奈川フィルハーモニー&中学校吹奏楽部コンサート

神奈川フィルハーモニー&中学校吹奏楽部コンサート

神奈川フィルハーモニー管弦楽団と市内中学校吹奏楽部との合同演奏

神奈川フィルハーモニー&中学校吹奏楽部コンサート

神奈川フィルハーモニー管弦楽団指揮者・永峰大輔 氏(左)と専務理事・大石修治 氏(右)

神奈川フィルハーモニー&中学校吹奏楽部コンサート

本番前日のリハーサル風景

 6月22日(日)、本市文化会館(愛称:金太郎みらいホール)大ホールで「神奈川フィルハーモニー&中学校吹奏楽部コンサート」を開催しました。市民の皆様など約1,000人のご来場がありました。「神奈川フィルハーモニー管弦楽団」は、1970年3月に発足し、今年4月には、公益財団法人となり、神奈川県の音楽文化創造をミッションに活発な活動を続けておられます。毎年100回以上の公演を開催するとともに、青少年への音楽教育事業を活動の重要な柱として位置づけられています。
 こうした中で今回、市内の全ての中学校(南足柄中学校、岡本中学校、足柄台中学校)の吹奏楽部の生徒に演奏指導や技術指導をしていただくとともに、神奈フィルの皆さんと生徒との合同演奏会が実現しました。
 この事業は、南足柄市と南足柄市文化会館夢推進実行委員会が協働で準備をし、開催しておりますが、主体は、石井実行委員長さんを中心とした南足柄市文化会館夢推進実行委員会です。皆さんの熱い思いと行動力に敬意を表し、深く感謝いたします。
 当日を迎えるまでには、5月31日に合同練習と、神奈フィルの皆さんの中学生への演奏指導がありました。また、前日もリハーサルがあり、楽器ごとの指導、パートごとの指導、あるいはマンツーマンでの指導がありました。
 ご指導いただいた指揮者の永峰大輔さんは、「練習のたびに生徒たちが指揮者が求める音に、どんどん近づいて変わっていく、だから、とても楽しかった、素晴らしかった」と生徒たちの成長の様子を熱っぽく語っておられました。若さの限りない可能性は凄いと思います。生徒たちは、今回のコンサートを契機に、日一日、ではなく、刻一刻と成長していると感じました。神奈フィルの素晴らしい演奏と、感性豊かな中学生の演奏を会場の皆さんとともに味わいました。素敵で、そして私たちにたくさんの感動を与えてくれたコンサートでした。
 中学生にとって、プロの皆さんと一緒にステージで演奏できることは、何物にも代えがたい貴重な経験となったと思います。南足柄の文化、芸術の新たな力が生まれ、未来につながる思いでした。 

平成26年5月16日(金) 講演会:「箱根ジオパークへの参画を目指して」

講演会: 「箱根ジオパークへの参画を目指して」
 5月16日(金)、本市文化会館(愛称:金太郎みらいホール)で「箱根ジオパークへの参画を目指して」の講演会を開きました。会場には、市民の皆様など約180人にご参加いただきました。
 箱根ジオパークは、平成24年9月、箱根町を中心に小田原市、真鶴町、湯河原町の1市3町と神奈川県の努力が実を結び、日本ジオパーク委員会から認定されました。4年に一度再認定の審査があり、南足柄市は平成28年の参画を目指しています。
 当日は、箱根ジオパーク推進協議会事務局、箱根町役場の青山朋史さんから「箱根ジオパークの取組み」を、県立生命の星・地球博物館の平田大二館長から「ジオパークにおける地域資源の活用」をテーマに講演をしていただきました。
 箱根火山は、壮大な地球の、大地の、成り立ちの過程のひとつです。多数の成層火山や単成火山、溶岩ドームからなる複合火山であり、独特の火山地形をつくりだしています。そのエリアは大変に広範囲です。南足柄市の大地は、おもに40万年前から始まった箱根火山の溶岩や火山灰から出来ていて、なかでも6万5千年前の大噴火による火砕流は、狩川沿いの平らな台地をつくりだしたそうです。まさに、南足柄は地質学的にも箱根火山の一部であるわけです。ジオは、地球、大地。パークは公園です。したがって、ジオパークは地球の活動と人の暮らしの係わりについて、楽しく学び、体験することのできる大地の公園という意味です。
 では、 ジオパークの活動とは何か。それは、(1)地域の自然と歴史を再認識すること (2)未来に伝えるべきもの、残すべきものを考えること (3)地域のコミュニケーションを再生し、地域コミュニティの再生を図ること (4)持続可能な地域振興を推進することなどです。今後は、ガイドの説明を聞きながら現地を見るジオツアーなども大事な活動になってくると思います。
 これらの活動は、地域の人々が地域に対する誇りを持つことにつながります。そして、ジオパークは、みんなで活動することであり、主役は「活動する人々」です。
 ジオパーク活動の地域資源には、大地や動植物、歴史文化、お祭りなど各種行事、文化施設、地元の物産、書籍・リーフレットなど、その全てが成りうります。
 では、ジオパークは地域に何をもたらすのでしょうか。大きく2つあります。第1に、観光などの地域の振興と活性化が図られることです。第2に、子供たちが自分たちの住んでいる地域の成り立ちを学ぶ教育活動が盛んになることです。これは郷土愛を育む活動となります。これは、私たち市民すべてに共通することだと思います。そして、平田館長さんは、「この土地が、大地が、安心して暮らせる土地であることを知ることが、誇りを持って多くの人々をこの南足柄に「おもてなし」の心で「お迎えする」ことになります」と、強調されていました。
 過去を知り、現在を楽しみ、将来へつなぐ自分たちのまちの再認識が、地域の振興と活性化につながり、そして皆様の活動の全てがジオパーク参画の後押しとなります。市民の皆様と一体となって箱根ジオパークへの参画を目指したいと考えます。 よろしくお願いいたします。 

平成26年5月6日(火・振替休日) 市文化会館音響・照明リニューアル記念コンサート
                   ~神保 彰ワンマンオーケストラ~

神保 彰ワンマンオーケストラ
神保 彰ワンマンオーケストラ
 5月6日(火:振替休日)、本市文化会館(愛称:金太郎みらいホール)の音響・照明リニューアル記念コンサート~神保 彰ワンマンオーケストラ~ を開催しました。市民の皆様はもとより、市外から、県外から大勢の皆様にご来場いただきました。文化会館は、開館以来22年が経過しますが、現在でもオーケストラやコーラスなど生音の響きの素晴らしさは、県内でも屈指のホールで高い評価をいただいています。しかし、建設して22年が経過する中、拡声装置や照明など電気設備については経年劣化が目立ち、大ホール、小ホールの音響設備の全面的な改修と、照明設備の一部の更新を行いました。
 そこで今回、世界的に活躍されているトップドラマー神保彰さんの究極の神業パフォーマンスを堪能していただくとともに、世界的ミュージシャンの演奏にも十分に対応できる音響と照明設備を持つ「金太郎みらいホール」の素晴らしさを体感していただきました。
 開催に当たっては、「南足柄市ポピュラーミュージックフェスティバル実行委員会」の皆様が主体となって企画・運営をしてくださいました。関係者に感謝いたします。ゴールデンウィーク最後の休日のひと時を素晴らしいパフォーマンスでお楽しみいただきました。 

平成26年4月18日(金) 文部科学省訪問

文科省
 4月18日(金)、牧島かれん代議士のお力添えのもと、教育長等を伴い文部科学省を訪問しました。目的は、南足柄市の教育の概況や学校施設の整備状況などについてご説明するとともに、取り分け本市の学校施設の具体的な整備計画についてご理解とご指導をいただくためです。
 牧島代議士のご案内で、西川京子文部科学副大臣に面会しました。国会開催中のお忙しい中にも係わらずお時間を割いてくださいました。西川副大臣は熊本県津奈木町の町長さんの奥様でもあります。教育政策に造詣が深く、加えて子育てや町長の妻として夫を支えてこられた経験、生活者の視点から政界に入り国会議員としての活動経験、さらには社会における女性の果たす役割の大きさなど、様々な視点で含蓄のあるお話をお聞きしました。大へん感銘を受けました。また、大臣官房施設助成課長等にもお会いし、実務的な諸々のご指導、ご助言をいただきました。南足柄市の学校教育施設は、経年的な老朽化が進んでいます。子どもたちの安全安心を最優先に維持管理を行いつつ、快適に学校生活が送れるよう、年次計画で改善を行っていきたいと考えます。 

平成26年4月6日(日) 第37回南足柄市消防大会

第37回南足柄市消防大会
第37回南足柄市消防大会
 4月6日(日)、第37回南足柄市消防大会を開催しました。今回の消防大会は、現在の消防団の前身である「消防組」が明治27年にスタートしてから120年という節目を迎えることに伴い、消防団120年記念大会と位置付けて開催しました。今日までの間、本市消防団は、先人先輩の皆様のご尽力のもと、着実な発展を遂げ、市民の皆様の安心・安全な生活の確保に大きく貢献してまいりました。これも、ひとえに、多くの先人先輩の皆様から引き継がれた、消防団に対する限りない情熱と幾多の災害における目覚ましい活躍の賜物であります。心からなる敬意を表します。
 本日の大会では、瀬戸均団長に代わり、新たに石澤明彦団長を任命させていただきました。瀬戸均前団長におかれましては、長い間ご尽力いただきありがとうございました。また、この歴史と伝統ある市消防団において、郷土愛と奉仕という崇高な精神で、市民生活の安全のため、長年にわたりご活躍いただいた25名の団員の方々が退団されました。今後も、消防団の先輩として変わらぬご指導、ご協力を念願いたします。また、16名の皆様が新たに消防団員として任命されました。先輩の皆様から多くを学び、訓練などにも積極的に参加していただき、災害現場の第一線で活躍されることを期待いたします。
 消防団員の皆様には、石澤新団長を中心に、一致団結して、歴史と伝統と実績のある南足柄市消防団のさらなる充実、発展にご尽力いただきますことを念願いたします。 

平成26年4月6日(日) 第43回南足柄市制記念駅伝競走大会

第43回南足柄市制記念駅伝競走大会
第43回南足柄市制記念駅伝競走大会
 4月6日(日)、桜が満開の中、第43回市制記念駅伝競走大会を開催しました。夜中から早朝にかけて雨が降り心配しましたが、自治会の部に8チーム、一般の部に28チーム、オ-プン参加として3チームの計39チームで、中学生から75歳の方まで幅広い世代が参加されました。今年も歴史と伝統にふさわしい大会となりました。幸いレース中は天候に恵まれ、各チームとも力強い走りでタスキを繋ぎました。今年は4選手が区間新記録という快走で素晴らしい大会となりました。また、自治会の部では、岩原自治会Aチームが昨年に続き優勝されました。おめでとうございます。ご参加いただいた選手、監督、チーム関係者の皆様はもとより、毎年、ご後援してくださる毎日新聞社様、スポーツニッポン新聞社様、内藤新聞本舗様、水口新聞店様、高田新聞店様に敬意を表します。また、市体育協会、市陸上競技協会、市スポーツ推進委員協議会の皆様、松田警察署の皆様、交通指導隊の皆様の変わらぬご支援、ご協力に心から感謝申し上げます。南足柄市の歴史と伝統を刻む大切な意義あるこの大会が、タスキをつなぎ、世代をつなぐ大会として、ますます充実、発展していくことを願います。 

平成26年4月4日(金) フォトコンテスト「ネイチャーズベストフォトグラフィージャパン2013」入賞

フォトコンテスト「ネイチャーズベストフォトグラフィージャパン2013」
 4月4日(金)、市内壗下在住で中国茶などの茶文化研究家、加藤晶代さん(本名:潤子さん)が来庁されました。「ネイチャーズベストフォトグラフィージャパン2013」モバイル部門のコンテストで入賞された報告です。これは、米国「Nature’s Best Photography」監修のもと開催される、プロ・アマを問わず日本に住む全ての人を対象にした自然フォトコンテストです。 人類の豊かな未来の為に、「写真」を通じて日本の自然の美しさを再発見し、世界にアピールすると共に、より多くの人たちに自然の大切さへの 関心を持っていただくことを理念としている、とのことです。加藤さんは、作品に対する想いや、その折の様子などを次のように話されました。
 日本は古来より、自然を尊重し、感謝し、自然と共に生きてきました。「ネイチャーズベストフォトグラフィージャパン」は、日本の自然を通して、 そこにある「心」を伝えていくことを使命に、日本に住む全ての方から写真を募集しています。作品の題名は、「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」です。 撮影したその朝、空が明るみ始めた頃に目が覚めると、東の空の幻想的で透き通った色に惹(ひ)きつけられ、夜が明けてゆく様子を眺めていると、西の山の方からモクモクと雲が湧き上がり、大空一面にピンク色の朝焼け雲が広がっていました。その時の一枚がこの作品です。西の山、それは明神ヶ岳。その向こうには、箱根、そして、霊峰富士がそびえています。「木花咲耶姫命」は、富士山の神様といわれ、水の神様ともいわれます。富士山噴火の「火」を抑えることが出来るのは「水」しかない、ということでお祀(まつ)りされたそうです。写真に写っているのは雲ですが、水は空では雲となって存在しています。また、「木花咲耶姫命」は桜の神様でもあるとのことで、ピンク色の朝焼け雲が大空一面に咲き誇る桜の花の様子も映し合わせてこの題名を付けました。実はこの日が、奇しくも富士山世界遺産登録の発表の日であったのです。
 このコンテストの優秀作品は、米国のスミソニアン博物館にも展示されます。加藤さんの作品はその展示作品と一緒に写真集に掲載されることになるそうです。国際的な入賞に心からお祝いを申し上げます。私はこの作品を見て、自然があやなす彩色と、えも言われぬ神秘的な情景に感動し、感慨無量になりました。そして、南足柄や足柄平野周辺の素晴らしい自然を誇りに思います。南足柄の天与の自然に感謝し、その恵みを大切にしていきたいと思います。 

平成26年4月2日(水) 新採用職員研修市長講話

新採用職員研修
新採用職員研修
 4月2日、平成26年度の「新採用職員研修」を開講し、市長講話を行いました。
 京セラ株式会社の創業者であり、平成22年1月には日本航空株式会社の会長に就任し、同社を見事再建した稲森和夫氏が、「能力」とは、「熱意」とは、「考え方」とは何か、それらをすべて包含したものが「人格」を表す。また、人生の節目で出会う人、出会う言葉によって人生は拓かれていく、などの考え方や言葉を伝えました。さらに、諏訪中央病院名誉院長である鎌田實氏が、緩和ケアで患者さんと親身に向き合い、患者さんとその家族の心にいかに寄り添えることができるか、「死ぬということは生きること」についての話をしました。また、小説家であり劇作家、放送作家である井上ひさし氏は、人が外とかかわって作らないと生まれないのが、「いい笑い」だ、とおっしゃっています。素直に、そして謙虚に市民の皆様に向き合う心を大切にしてほしい、と新採用職員に語りました。また、「まちづくり」、「行政」その全てが広義の「福祉」であり、その立場で全体の奉仕者として仕事に当たるのが私たち公務員の使命です。そうした気概、決意、覚悟をもって職務にあたって欲しいと伝えました。
 南足柄市の職員として仕事をしていくには、郷土を、この地域を愛する気持ちを持つことが大切です。初心を忘れず、今の新鮮な気持ちを持ち続け、一日も早く誇りある南足柄市職員になれるように頑張って欲しいと思います。 

最終更新日:2022年04月12日

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秘書広報課 秘書班(秘書)

電話番号:0465-73-8000


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