協働のまちづくり通信
第28号(令和3年5月11日発行)
NPO法人あしがらアートの森
提案型協働事業「森のアトリエ・きたきた」
この協定をもとに、令和3年4月から岡本コミュニティセンターにてアートスクール「森のアトリエ・きたきた」を毎月開催いたします。4月17日(土)に第1回が開催され、エコバックやこいのぼりの製作など幼児から中学生まで多くの子どもたちが芸術に触れて楽しみました。



あしがらアートの森ホームページ
地域づくり交付金助成事業
「花いっぱいカフェ」
参加者は、咲き誇る花々を観賞しながら交流を楽しみ、午前中はフラワーアレンジメント、午後は市内市民活動団体などの講座に参加して講師の話に熱心に耳を傾けていました。
「金太郎フジ園」
同じく令和3年度の助成事業となっている「金太郎フジ園」のフジが見ごろを迎えました。
新型コロナウィルス感染症の対策として、大々的な告知等は行っておりませんが近隣住民などが感染対策に協力しながら満開のフジを鑑賞しました。
助成事業の対象には、年間を通してのフジの剪定や育成も含まれています。花が散った後は、花落としや支え木の補修など来年また美しい花を咲かせる準備に余念がありません。
南足柄みらい創りカレッジ×天狗のこみちマラソン
初心者向けランニング教室・足柄峠練習会

(一社)南足柄みらい創りカレッジと天狗のこみちマラソン実行委員会のコラボレーションイベントとして、初心者向けのランニング教室と大雄山駅から足柄峠まで走る練習会を6月12日(土)に開催します。
ランニング教室では、ミズノ株式会社の協力によりランニング用シューズの試し履きもでき、ミズノランニングクラブのメンバーが講師となり靴の履き方から丁寧に教えてくれます。練習会では、天狗のこみちマラソンスタッフが大雄山駅から足柄峠まで案内してくれます。
初心者向けランニング教室・足柄峠練習会
岡本コミュニティセンター
市民活動サポートルーム岡本分室 開設

令和3年4月より岡本コミュニティセンターに市民サポートルーム岡本分室を開設しました。市民協働課が発行する「市民活動ガイドブック」のボランティア団体編に登録(または登録の申請)されている団体が利用できます。
利用申し込みは、市民協働課(女性センター)へ直接またはお電話でお願いします。
- 利用できる団体
「市民活動ガイドブック」のボランティア団体編に登録されている団体 - 利用できない日
(1)月曜日
(2)国民の休日に関する法律に規定する日
(3)年末年始(12月28日~1月4日) - 利用できる時間・人数
(1)利用時間 午前9時00分から午後5時00分まで。
(2)利用人数 10人以内(感染防止定員7人)
第27号(令和3年3月25日発行)
市民活動を応援 その1
コロナ対策等の備品の貸与事業



市民活動団体の事業は、その多くが人と人の交流を伴うものなので、事業を中止せざるを得ない場合が少なくありません。また、実施するにしても規模の縮小や感染対策への取組みが欠かせない状況がずっと続いています。
こうしたことから、市では昨年秋から、市民活動団体が事業を実施する際に感染対策に役立つ備品の貸与を行っています。
・非接触式の体温計やアルコール消毒液
・机上に設置する飛沫防止パーテーション
・簡易テント
・参加者等が列を作る際に前後の距離をあける目安として設置するカラーコーン
こうした備品をご用意しています。
事業を実施するに当たって貸し出しを希望される団体は、市民協働課(女性センター3階)までお知らせください。
市民活動を応援 その2
「地域づくり交付金」助成事業 ~令和3年度は8事業を認定~
団体が応募できるコースは三つあり、活動の自立に向けた「初期コース(1活動1回限りで10万円を限度額)」と、活動の自立・育成に向けた「育成コース(1活動2回までで5万円を限度額)」、活動の継続に向けた「継続コース(1活動3回までで5万円を限度額)」があります。
今月7日、市民活動推進委員会(春日明委員長・雨坪)が令和3年度の「地域づくり交付金」助成事業の交付の適否について最終審査を行い、次の8事業が認定されました。8事業のうち、6事業は今年度からの引き続きで、残り2事業(No.1とNo.2)は新たに応募のあった事業です。
写真は、「地域づくり交付金」助成事業の審査結果について市長に答申する市民活動推進委員会委員長の春日明さん(中)と副委員長の碓井一海さん(右・壗下)。
令和3年度地域づくり交付金助成事業一覧
No. | 団体名 | 事業の目的や内容 |
1 | あしがらNIHONGO | 外国語を母語とする人が日本社会で自立した生活ができるように、日本語の学習の支援を行う。 |
2 | 花いっぱいカフェ | 地域のつながりを深めるため、身近な場所で身近な人との交流を図る。また地域にある様々な取組みと協力し地域の活性化につなげる。 |
3 | やまなみ日本語教室 | 女性センターを利用し、外国籍の人たちへ日本語習得のサポートを行う。また、子どもたちからの要望により学習支援として数学や英語の指導を行う。 |
4 | 金太郎フジ園 | 立ち木づくりのフジの花を、育成・整備することで観光客を呼び込み、地域の活性化や地域コミュニティの交流の場所とする。 |
5 | みなみあしがら 子どもの遊び場づくり・壗下支店 | 福沢なごみ公園等の地域資源を利用した、異年齢の子ども集団による主体的な遊び場を提供し、地域の子どもの健全育成に貢献する。 |
6 | あしがら土里夢 | 里山の景観を守り、花づくりを通して観光客の誘致を図り、地域の活性化に寄与する。 |
7 | にこmomプロジェクト | 市内で子育てをする保護者のコミュニティを作り、子育ての不安を解消し、子育てをしながらいきいき生活できる環境づくり等の活動を行い、「子育て世代がくらしやすいまち」を目指す。 |
8 | きんたろうワーカーズ | 毎月1回程度、地域こども食堂を開催することにより、地域コミュニティをつくり出し、人と人との絆をつくり出すことを目的とする。 |

No.1 あしがらNIHONGOの授業風景

No.2 花いっぱいカフェの会場
市民活動を応援 その3
市民サポートルームのご利用を ~4月から岡本分室も~
女性センター内に、登録した市民活動団体が無料でご利用いただける市民サポートルームを設置しています。ひとコマ2時間、あとの予約がなければ1時間ずつ延長が可能です。室内には、パソコン接続ができる70インチのモニターを設置しています。
また、この4月から岡本コミュニティセンターの1階に市民サポートルーム岡本分室を設置します。南足柄みらい創りカレッジが使用している部屋を有効活用しようとするものです。
いずれのお部屋も、利用申し込みは市民協働課(女性センター3階)へ直接またはお電話でお願いします。
市民活動を応援 その4
市民活動保険(ボランティア保険)に加入しています
この保険は、「自治会活動をする者」や「共通の目的を持った市民が中心になって自主的に構成されている市内に活動の拠点を置く団体又は個人であって、市に登録されているもの」が、その活動中に不測の事故に会い、不幸にも死亡したり、けがを負ったりした場合、またその活動への参加者が他の参加者や第三者に対し法律上の損害賠償責任を負った場合に支給の対象となります。
不幸にも事故にあった場合は市民協働課へ至急事故報告をしてください。
電話番号:0465-73-8071(水曜日休館)
第26号(令和3年2月22日発行)
南足柄寺子屋塾
人生の先輩の話を聴こう~大人の方もお気軽に

写真中央は代表の石川寿一氏
第4日曜日の午後、女性センターで「南足柄寺子屋塾」が開かれています。開講は平成28年5月。発起人であり代表を務める石川寿一さん(中沼)が毎回多彩なゲスト講師をお迎えし、受講者がその体験談などにじっと耳を傾ける時間となっています。
今月(2月)、4月、5月の予定が決まりましたのでお知らせします。
日 時 | 2月28日(日)午後1時30分~4時 |
場 所 | 女性センター研修室1 |
テーマ | 1部「左足に障害あるも今も元気に活動」、2部「1部の感想・マトメなど」 |
講 師 | 1部 中村敬氏(南足柄市スポーツ協会副会長)、2部 石川寿一氏 |
参加費 | 1,000円(飲み物あり。大学生以下は無料) |
定 員 | 原則15名 |
申込先 | 石川代表 090-9249-7359 t-ishi@rd6.so-net.ne.jp |
月 日 | 4月25日(日) |
講 師 | 五味陸仁氏(元TBSアナウンサー・報道局解説委員) |
月 日 | 5月23日(日) |
講 師 | 津田三佐雄氏(南極(難局)物語 72才の冒険男) |
第25号(令和2年12月28日発行)
ワッショイみなみあしがら博覧会 1/17まで
「今こそ先人たちに学び、苦境を乗り越えよう」
会場には、新谷実行委員長が「地域の結びつきを醸成するために大いに役立つ」と考える祭りや伝統行事に関し、金太郎まつりや足柄神社祭、八幡神社祭などの映像や写真パネル、市指定文化財の山車彫り物のほか、歴史や観光の分野で活動している市民活動団体等によるパネルなどが掲出されています。ルートに沿って見学すると、かなりの時間を要する見ごたえたっぷりの展示構成となっています。
また、入場整理券は、怪童丸(金太郎)の疫病退散御守「赤絵」を兼ねています。金太郎の赤絵については、南足柄市観光協会のホームページで取り上げられています。興味深い内容ですので、こちらもぜひご覧ください。
時間は午前10時~午後5時30分
※正月期間(12/30~1/3)は除く
会 場 大雄山駅前ヴェルミ2の3階
問い合わせ先 市民協働課(女性センター内) 73-8071
災害時における電動車両等の支援に関する協定を締結

第24号(令和2年10月27日発行)
慶應義塾大学による「まちサロン」設計プロジェクト
農園を地域のコミュニティガーデンに
「耕作されなくなってしまった農園や趣味程度でのみ利用されている農園が多くなる中、農園を地域のポテンシャルとして捉えてはどうだろうか」
慶應義塾大学理工学部のホルヘ・アルマザン研究室が、南足柄市に現存する一部の農園を地域のコミュニティガーデンとして活用し、事業として展開してはどうかと昨年度から調査研究を進めており、南足柄みらい創りカレッジや(株)BOUNDLESS、(株)Root、地域のボランティアの皆さん、南足柄市が協力しています。
農園を地域のコミュニティガーデンに……。イメージとしては、地域の住民が徒歩で移動できる範囲にある農園、コミュニティガーデンに集まって作物について話したり、収穫した野菜でBBQをしたりして交流をするほか、農園のない他地域、市外の人たちなどが南足柄市を訪れるきっかけとしても活用し交流人口の増を図るもの。また、農園の周辺にある高齢者施設や保育施設とも協力し、地域に農業をきっかけとした健康的で持続可能なコミュニティを作り出そうとするものです。
10月18日と19日、同研究室がこの研究の調査のためにインタビューを行う拠点となる移動式建築物「まちサロン」の設計ワークショップを開催しました。材料は地域資源である竹材で、森林ボランティア協議会会員の安藤周仁さん(三竹)が提供。安藤さんは、学生と一緒に竹材の切り出しから運搬、組み立てまで協力してくださり、2日間の日程で設計、施工に向けてのデザインや構造的強度等を検討するための実験を行うことができました。
▲写真2枚目左が安藤周仁さん(三竹)。
まちのチカラを引き出したPPPアワード2020
公民連携事業 南足柄市と遠野市が連名で入賞
この賞は、公民連携の質的向上を図ることなどを目的に設けられ、人口20万人未満の自治体におけるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ=公民連携)事業のうち、先進的な取組みが表彰されるものです。全国で25件の公民連携事業が入賞しています。
また、今回の受賞は、東日本大震災での支援活動等を通じて交流が深まり防災協定を結ぶ岩手県遠野市(本田敏秋市長)と一般社団法人遠野みらい創りカレッジによる連携事業を合わせたもので、連名によるうれしい受賞となっています。
イノベーション・サマー・カレッジは2017年度から毎年実施している事業で、地元の高校生らが様々な国からの留学生や大学生らとともに、持続可能な地域づくりをテーマに、地域の課題解決に向けた研究、討議、発表をしていく中で人材育成につなげていくプログラムとなっています。
オンラインで復活 南足柄100人カイギvol.13
和やかで ゆるやかなつながり
進行役の100人カイギ運営事務局山崎由恵さんによる軽妙なトークでのゲストスピーカーとのやりとり、質問コーナーなど、今までとは一味違った面白さもあり、オンラインならではのライブ感が楽しめます。
第23号(令和2年9月15日発行)
PDF版はこちらから…

▲南足柄みらい創りカレッジによる自主事業「イノベーション・サマー・カレッジ2020」に参加された皆さん。全3日間のプログラムを終え、ほんの少しの時間マスクを外して。
南足柄みらい創りカレッジによる人材育成事業
南足柄をフィールドに 高校生や大学生が相互に学び合う



テーマ1と2のメンターは、第18号でご紹介した株式会社BOUNDLESSの代表取締役デニス・チアさん、テーマ3はMother Earth Project代表の中島直樹さんです。遠野市をはじめ全国で活動を展開するMother Earth Project(MEP)が南足柄の地に初めて足を踏み入れてくれました!
MEPについては今後別の機会でしっかりとご紹介したいと思います。MEPの公式サイトは…
コロナ禍 そして新体制による初のカレッジ事業
そして、(一社)南足柄みらい創りカレッジにとっては、地域から理事を招き新たな体制を構築して初めて実施した事業でもありました。理事となられた方々は、これまでカレッジの事業に深く関わってきた方々が中心で、今回の事業にも自発的な参加、ご協力がありました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、対面による交流事業の実施がたいへん難しい中、樋口代表理事は「4月から6月まではプログラムを全て中止することとしました。しかし、プログラムの企画の手は止めません。感染対策に十分配慮した上で、地域活性化を実現するプログラムを進めてまいりますので、ご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます」と話します。
他の地域ではなかなか体験できない魅力的なプログラムを今年度も南足柄みらい創りカレッジが展開していきます。広報誌やホームページ等で随時お知らせしていきますので、地域での学びの場、交流の場としてぜひご活用ください。
協働のまちづくり通信 バックナンバー
第22号(令和2年6月10日発行)
包括連携協定事業
Webセミナー高齢者施設の新型コロナ感染症対策
あしかみ全力応援プロジェクト
女性センター経由の支援は53名から

第21号(令和2年5月8日発行)
あしかみ全力応援プロジェクト 足柄上病院の支援について
第20号(令和2年3月24日発行)
「地域づくり交付金」助成事業について

第19号(令和2年2月17日発行)
南足柄寺子屋塾について
南足柄100人カイギvol.13
第18号(令和2年1月27日発行)
国際交流まちづくりサロン 参加者募集
地方創生パートナーズ
南足柄100人カイギvol.12
第17号(令和2年1月5日発行)
新春インタビュー
南足柄100人カイギ運営事務局 原田緑さん
天狗のこみちマラソン実行委員会 委員長・藤崎彩子さん、事務局長・藤崎悟さん
南足柄100人カイギvol.11
第16号(令和元年12月3日発行)
横浜国立大学×矢倉沢「みかん収穫体験と交流 里山地域の活性化を考える」、南開工業株式会社×南足柄市文化会館「映画・二宮金次郎上映会」、南足柄100人カイギvol.10
第15号(令和元年10月22日発行)
南足柄みらい創りカレッジ「みんなでつくる2030年の世界~SDGsを知ろう!」「オープンカレッジ2019」、南足柄100人カイギvol.09、足柄夜市、あしがらアートの森、MA-510フェスタ
第14号(令和元年9月27日発行)
岩原自治会・沼田自治会×南足柄みらい創りカレッジ「地域による中学生への防災教育の可能性」、観光ボランティアガイドの会の新たな取り組み、南足柄100人カイギvol.08、女性活躍推進セミナーを開催(包括連携協定事業)
第13号(令和元年8月20日発行)
横浜国立大学が南足柄市で授業「実践地域と起業」(包括連携協定事業)、地域コミュニティの場作り~ネコノテカフェと弘済寺の取組み、南足柄100人カイギvol.07、足柄夜市
第12号(令和元年7月30日発行)
市民活動団体の新たな連携を模索~(仮)市民活動連絡協議会の取組み、駆ける!天狗さん写真展、南足柄100人カイギvol.06、みんなで学ぼうSDGs SDGs de 地方創生カードゲーム体験会

第11号(令和元年6月21日発行)
おもてなしの準備は万全!天狗のこみちマラソン、南足柄100人カイギvol.05、みんなで学ぼうSDGs 2030SDGs カードゲーム体験会
第10号(令和元年6月7日発行)
南足柄みらい創りカレッジ 令和元年度の実施プログラム企画概要、南足柄100人カイギvol.04
第9号(令和元年5月10日発行)
南足柄100人カイギvol.03、市民活動ガイドブック2019年度版を発行~ボランティア団体による魅力あるまちづくり

号外(平成31年4月15日発行)
天狗のこみちマラソンボランティア募集、いずっぱこ居酒屋
第8号(平成31年3月8日発行)
100人カイギが南足柄で始まります

第7号(平成31年1月8日発行)
Scratchを使ったプログラミング体験教室を開催、防災の心を育む小学生向け防災アカデミー「災害対応カードゲーム」を開催

第6号(平成30年12月20日発行)
あいおいニッセイ同和損保(株)と包括連携に関する協定を締結~記念事業終活セミナーを開催、市内3郵便局と包括連携に関する協定を締結~暫金時郵便局部隊が発足、包括連携協定の狙い等

第5号(平成30年11月9日発行)
南足柄みらい創りカレッジ「オープンカレッジ2018」(カードゲーム2030SDGs体験会、みんなで学ぼうSDGsプログラム、防災アカデミー、算数クイズ大会 by math channel、100人カイギ体験会 in 南足柄)を開催

第4号(平成30年10月6日発行)
天狗のこみちマラソン実行委員会の取組みについて

第3号(平成30年8月21日発行)
横浜国立大学・夏季集中講座を南足柄市で開催 地域課題を起業で解決なるか!、イノベーション・サマー・カレッジ 持続可能な地域づくり(パーマカルチャー)を研究・発表

第2号(平成30年8月13日発行)
防災アカデミーDITSを使った防災教育、防災レクチャー、イノベーション・サマー・カレッジ 持続可能な地域づくり(パーマカルチャー)を研究・発表

第1号(平成30年8月3日発行)
創刊に当たって、横浜国立大学「実践 地域と起業」、防災アカデミー