金太郎伝説

南足柄市の金太郎

「金太郎」と言えば、「足柄山の金太郎」、そして「金太郎のふるさと」と言えば南足柄です。
「金太郎のふるさと・南足柄」の知名度は全国区であり、金太郎のイメージソング「童謡・金太郎」を知らない人はいないと思います。
そんな金太郎伝説ゆかりの南足柄市ではこれまでに、金太郎シンボルマークの制定、シンボルマークの案内標識、金太郎歓迎塔、足柄金太郎まつり、大雄山線大雄山駅前の金太郎ブロンズ像など金太郎を積極的に取り入れてきました。
そして最近では、童謡・金太郎の歌碑、金太郎力水、金太郎大明神、金太郎まさカリーパンなど、あらゆる場面で郷土のヒーロー「金太郎」を見かけることができるようになってきました。
大雄山駅前にある金太郎像
 

金太郎の伝説地

南足柄市の伝説地は、足柄山中の山懐に囲まれた地蔵堂地区にあります。
ここには古くから「四万長者伝説」がありその長者の娘・八重桐が産んだ子どもが「金太郎」なのです。
この地蔵堂地区には「金太郎生家跡(長者屋敷跡)」や「金太郎の遊び石(かぶと石・たいこ石)」・「金太郎産湯伝説・夕日の滝」・「八重桐の腰掛け石」などが散在しています。
そして地蔵堂のお堂の中には、「山姥像(金太郎の母親)」などが保管されています。
金太郎のイメージ
金太郎のイメージ

伝説のあらすじ

伝説のあらすじは概ね次のとおりです。  

地蔵堂に四万長者がおり、その名前を足柄兵太夫と言います。
この長者に八重桐という一人の娘がいました。
八重桐は縁あって酒田氏に嫁ぎましたが、酒田一族の争いから逃れるため、地蔵堂の屋敷へもどり金太郎を産みました。
金太郎が産まれた時に、屋敷近くにある夕日の滝の水を産湯に使いました。
こうして足柄山に金太郎が誕生し、やがて金太郎は人一倍元気に育ち、長者屋敷の庭石である「かぶと石」や「たいこ石」に登って遊んだり、「金時山」へ出かけたりして足柄山を自分の庭のように遊びまわり、山の動物たちもいつしか金太郎の遊び相手になったのでした。
やがて金太郎は、足柄山の怪童と人々から、うわさされるほどのたくましい青年に成長し、ある日、足柄山中にて源頼光と運命的な出あいをしました。
そして、頼光の家来として取りたてられ坂田金時と改名し、京の都へ上り渡辺綱・碓井貞光・卜部季武らとともに、源頼光の四天王の一人として大江山の酒呑童子退治をしたりして、その名前を天下にとどろかせました。
その後、源頼光が亡くなると三ヶ月間、日夜、頼光のお墓参りをした後、都を去り、ふるさとの足柄山へもどり、その行方をくらましてしまったのでした。

最終更新日:2014年03月07日

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